こんにちは!
リーマン建築士の「たけし」です!
H29年度に学科・製図ともに一発合格した私が「やってよかった」ということを紹介していきます。
今日のテーマは
おすすめの製図用シャープペン!
実体験をもとに理由と留意点を解説!
製図試験に向けて揃えていく必要があるものと言えば、製図道具!
なかでもシャープペンは製図試験で大活躍する道具なので、いいものを使いたいですね!
そんな製図用シャープペンで、
シャープペンってどれを選べばいいの?
おすすめのシャープペンが知りたい!
こんな疑問におこたえしていきたいとおもいます!
わたしは製図試験のためだけに、あらゆる製図道具を試し抜いた人ですww
製図用シャープペンも例外ではありません!
安いやつ(500円くらい)から高いやつ(2000円くらい)まで、メーカーもいろいろ変えて試したうえでお話しする内容です!
今日ご紹介するものは、わたしが製図試験のときに実際にやっていた実体験をもとにしたものです!
初めて製図試験に挑戦される方にはもちろん、
製図試験を経験された方にも参考になる内容となってます!!
是非、最後まで読んでいただけたら嬉しいです!
製図用シャープペンは「3種類に分ける」ことがオススメ!
わたしがまずオススメしたいのが「製図用シャープペンを3種類に分けて用意すること」です!
種類を分けるというのは、用途に応じて分けるということです!
わたしは用途に応じて以下の3種類のシャープペンを用意していました!
- 「作図用」
- 「記述用」
- 「装飾用」
用途に応じてそれぞれシャープペンを用意しておく理由は2つあります!
- 芯を温存させて、芯切れのタイムロスを減らすため
- 作図・記述・装飾というそれぞれの特性に合わせるため
とくに芯切れのタイムロスを減らす効果は絶大です!
芯が出るまでカチカチやっている時間も体力ももったいないですからね!!
それでは「作図用」「記述用」「装飾用」について、順番に詳しくお話ししていきます!
作図用シャープ『ぺんてる GRAPH1000』
試しに試し抜いたなかで、作図にもっとも適していると判断したのが
『ぺんてる GRAPH1000』です!
芯の太さは「0.5mm」です!
この製図用シャープの特長を一言で表現するとしたら、
長く描いていても疲れない、抜群の安定感!
『ぺんてる GRAPH1000』のおすすめポイント
このシャープのおすすめポイントをもう少し詳しくお話しします!
おすすめポイントは5つあります!
- 軽さ
- 細身
- 縦ラインの滑り止め
- 重量バランス
- とにかく安定感がハンパない!
順番にお話ししていきます!
おすすめポイント①:軽さ
実際に持ってみると分かりますが、軽さがなんといっても絶妙です!
軽いといっても軽すぎることもなく、作図でペンを動かしいくのに本当にちょうどいい軽さなんです!
このちょうどいい軽さだからこそ、長時間ペンを動かしまくる製図試験でも疲れにくい状態をキープしてくれます!
おすすめポイント②:細身
ペンのボディーラインが魅惑的な細身スタイルです!
細身スタイルなので、ペンを持つときにしっかり握れて動かしやすいです!
ペンを動かしやすいから、細かくペンを動かして線を引くときも重宝します!
おすすめポイント③:縦ラインの滑り止め
このシャープは、滑り止めが「縦方向」に入っています!
滑り止めが縦ラインなので、ペンを押し当てて描くときも手元が滑りにくいです!
柱や断面線などの濃い線を描くときにも、安定感を発揮してくれます!
おすすめポイント④:重量バランス
このシャープは重量バランスも素晴らしいです!
重心がペンのほぼ中心にあるため、ペン先がグラつくことがありません!
作図終盤で疲れてきたときには、このボデバランスの良さがけっこうきいてきます!
おすすめポイント⑤:とにかく安定感がハンパない!
もうトータルして言ってしまえば、とにかく安定感がハンパないってことですww
作図は細かい動きを長時間つづけていかなければならないので、この安定感は大事です!
「自分がどんな状態でもベストパフォーマンスを発揮してくれる」そんなシャープペンです!
ちなみに、いまでも仕事のシャープペンとして愛用して使っています!
作図用シャープは「2本用意」がオススメ!
製図試験で一番描く量が多いのは、なんといっても「作図」です!
描く量が多いということは、その分、芯の減りも多いということです!
シャープペンの芯が無くなってしまうと、
たとえ本体に予備の替え芯を入れてたとしても、
その替え芯が出てくるまでの間、
何回も「カチカチカチカチ」とノックし続けなければなりません!
これって、大幅なタイムロスにつながります!
だから、
わたしは「予備で同じのを、もう1本」用意してました!
作図用シャープに「予備」を用意することで、
芯切れのタイムロスを最小限に抑える!
予備で同じものを用意しておけば、
もし芯が切れたときにも、ペンを持ち替えるだけで対処できます!
予備のシャープペンには「目印」をつけておくことがオススメ!
予備のシャープペンには「シールなどで目印」を付けておくことをおすすめします!
ペンと定規を持ち替えたりすることも多いので、
「どっちがさっきまで使っていたシャープペンなのか?」
を一目で見分けられる目印があれば、
「芯切れを起こしていたペンを間違えても持ってしまう」
こういったリスクが激減します!
⇧使い込み過ぎて、シールの原型は無くなっちゃってますけどねww
記述用シャープ『ぺんてる GRAPH600』
記述用として使っていたシャープは『ぺんてる GRAPH600』です!
芯の太さは「0.5mm」です!
このシャープを記述用として選んだ理由を一言で表現すると、
文字を書くスタイルに適したペン形状
記述用だとしても、製図用シャープで用意しておきます!
その理由は、いつでも作図用シャープの代替えで使うことができるからです!
『ぺんてる GRAPH600』のおすすめポイント
このシャープのおすすめポイントをもう少し詳しくお話しします!
おすすめポイントは3つあります!
- 重さ
- 横ラインの滑り止め
- 文字書きに向く重量バランス
順番にお話ししていきます!
おすすめポイント①:重さ
作図用シャープのGRAPH1000でもいいのですが、ちょっとGRAPH1000は文字を書くには軽い気がします!
GRAPH600は程よく重みがあるので、文字を書くときにペン先が用紙をしっかりとらえて書きやすいです!
文字を書くときはちょっと重みがある方がスラスラ書きやすいです!
おすすめポイント②:横ラインの滑り止め
文字を書くときはペンを回すように書いていくので、横ラインの滑り止めは文字を書くときに向いています!
滑り止め部分も金属製なので、程よく滑りが効いてくれて文字を書きやすいです!
おすすめポイント③:文字書きに向く重量バランス
GRAPH600は重心がペン先側にあります!
ペン先側に重心があるので、用紙をしっかりとらえてくれて、軽くペンを回すだけで文字を書いていくことができます!
文字書きにはペン先側に重心があった方が書きやすいです!
装飾用シャープ『2.0mmの太いシャープペン』
装飾用につかうシャープペンは『太さ2.0mmの太いシャープペン』です!
ここで言う装飾とは、
- 外構の絵の輪郭を、手早く浮き上がらせたいとき
- 手早く影をつけて、立体的に見せたいとき
といった図面の見栄えをよくすることです!
パッと見たときの図面の印象も、製図試験では大事です!
太さ2.0mmのシャープペンの良さを一言であらわすと、
手早くひと手間加えて、見栄えをアップさせる
2.0mmシャープをつかった実例
2.0mmシャープは短時間で簡単に見栄えアップができるので、用意しておくことをオススメします!!
白い空白のままより、なにか描かれているだけでもパッと見の印象も変わります!
2.0mmシャープを実際につかうとこんな感じになります↓
- 影をつけて立体感を出す
- 植栽であることを印象づける
こういった図面の印象を短時間で良くすることができます!
持ち替える手間を入れても時間短縮になります!
装飾は、終盤で時間が無い時に加えるひと手間なので、
ササッとできるように「太さ2.0mm」のシャープペンは用意しておいたほうがいいです!
STAEDLERシャープは重くて使いづらい!
製図用シャープでよく名前が挙がる「STAEDTLER製」ですが、
わたしも何本か使って試してみました・・・
しかし、
わたしとしては、「STAEDTLER製の製図用シャープ」はおすすめできません!
その理由は、次の4つです!
シャープペンには人それぞれこだわりがあるとおもいますが、
製図試験では「描いていて疲れにくい」ということも重要だとおもいます!
芯は「0.5mm」で統一!
作図用シャープや記述用シャープの芯の太さは「0.5mm」で統一することがおすすめです!
0.5mmに統一する理由は、下の3点です!
- 「多用途の線に対応できる」
- 「細すぎず、折れにくい」
- 「片減りしても、線の太さの変化が小さい」
芯の太さを
「壁・柱断面用は、0.7mm」「それ以外は、0.5mm」みたいに分けて使う人もいますが、
いちいち持ち替える時間がもったいないです!
それに、
芯の太さを変えると「どっちがどっち?」みたいにいちいち見なきゃいけないので、
余分なタイムロスを生じさせる原因になります!
実際に太さを変えたやり方を試した私としては、そう実感しました!
だから、
わたしは「芯の太さは0.5mmで統一」しました!
万能な「0.5mm」だけにして、余計な時間を使わない!
おすすめの「シャープ芯」
シャープペンの「替え芯」は、正直、
一番いろいろ試しました!!
「STAEDTLERのマルス」
「パイロットのグラファイト」
「ぺんてるのAin STEIN」
「トンボのモノ」
などなど・・・
描きやすそうなキャッチコピーがある替え芯は、片っ端から試してみました!
そして
一番しっくりきたシャープ芯が
こちら⇩
強豪ひしめく激戦区の「替え芯部門」で、
最終的に勝ち残った替え芯が
「三菱鉛筆のUni」です!!
この替え芯は、今でもわたしの愛用の替え芯となってます!
「三菱鉛筆のUni」の特長を一言で表現するとしたら、
折れにくさと滑らかさを兼ね備えた、最強の替え芯!
「三菱鉛筆のUni」が勝ち残った勝因を詳しくお話しすると、
- テンプレートで柱を濃く描いてても、折れない芯の強度
- 強く用紙に押し当てて描いても引っかからない、滑らかな描き心地
- 図面が汚れにくくなる、芯の粉が出にくい
ちなみに私は「線が薄くなりがち」だったので、
濃さは「B」を使いました!
「B」の濃さでこれを実現できるのは、たぶん他にないです!!
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