こんにちは!
リーマン建築士の「たけし」です!
今日のテーマは
「インテリアプランナー」試験の特徴を分かりやすく解説!
インテリアプランナーってどんな資格なの?
試験の特徴をさらっと掴みたい!
インテリア”コーディネーター”はよく聞く資格ですが、インテリア”プランナー”はあまり馴染みのない資格ですよね?
しかし、もともと国家資格でもあった立派な資格なんです!
そこで今日は、インテリアプランナーについて試験の特徴をざっくり解説していきます!
インテリアプランナーとは
インテリアプランナーは、
一級建築士と同じ『公益社団法人 建築技術教育普及センター』
が行う試験を突破することで取得することができる資格です!
インテリアプランナーは、建築士(一級・二級・木造)を持っていると「学科試験が免除」になります!
建築士免許を持っていると
「学科試験」が免除
インテリアコーディネーターは、内部のコーディネートを主体とする資格です!
一方
インテリアプランナーは、建築全般にわたる専門知識を駆使して企画・設計・工事監理まで幅広い業務に携われる資格です!
インテリアコーディネーターの資格と合わせて持つとより効果的です!
「コーディネーターの視点」「プランナーの視点」その両方を持つ人として、対外的にかなりのアピールポイントになります!
ちなみにH12年度までは「国家資格」でしたが、
現在では『公益社団法人 建築技術教育普及センター』が引き継いだ「民間資格」となっています!
現在は「民間資格」
インテリアコーディネーターとの違い
よく似ていて違いが分かりにくいものにインテリアコーディネーターがあります!
どちらも内装関連の資格ということでは共通ですが、関わる職域に特性があります!
それぞれの特性をざっくり言うと・・・
インテリアプランナーは、内装に限らず建築物の企画・デザイン・QC監理や工事監理など多岐にわたります!
一方、
インテリアコーディネーターは、室内空間を装飾する内装材・照明・カーテン・家具などをコーディネートすることに重きがおかれています!
インテリアプランナーを取るメリット
民間資格になったからと言っても、資格取得のメリットが無くなったわけではありません!
資格を取得すると、住宅や店舗やオフィスのインテリアに関する設計などを行う際に役立ちます!
インテリアプランナーが活躍する職場としては、
- インテリアデザイン会社
- 設計事務所
- ハウスメーカー
などがあります!
特にハウスメーカーでは、
「インテリアコーディネーター」の資格を持っている人は多いですが、
「インテリアプランナー」の資格まで持っている人は少ないので、
これからハウスメーカーで働きたい人にとっては、穴場的な資格と言えます!
もちろん、
「デザイン事務所を起業しよう!」
としている人にも、権威性をアピールできるでしょう!
ちなみに、
晴れてインテリアプランナーの称号に輝くと、下のようなかわいい登録証がもらえます⇩
インテリアプランナーを取るには
インテリアプランナーは、
「学科試験」と「製図試験」
があります。
インテリアプランナーの製図試験課題は
- 「アーケード商店街にあるコミュニティキッチンのインテリア」
- 「地方都市にあるホテルロビーのインテリア」
など、商業施設的な観点のインテリアを考えるものが出題されます!
学科試験、製図試験、その両方に合格することで、晴れてインテリアプランナーと成れるのです!
受験料
『受験料』は、製図試験のみで、16,500円(税込み)です。
申込期間
『製図試験の申込』は、
「前期」「後期」の2回ありますが、どちらで申込しても大丈夫です!
「前期」
申込書配布期間:3月中旬~4月下旬
受験受付期間:3月下旬~4月下旬
「後期」
申込書配布期間:8月末~9月下旬
受験受付期間:9月初旬~9月下旬
申込書
『申込書』は購入する必要があります!
申込書の価格は1,100円(税込み)です!
製図課題発表の時期
『課題の発表』は、6月中旬です。
試験日
『試験日』は、11月中旬の日曜日です!
試験時間は、11時~17時の6時間です!
合格発表
『合格発表』は、2月中旬です!
合格後の手続き
製図試験に合格した後は、、合格後5年以内に登録手続きが必要です!
登録手数料は、11,000円(税込み)です!
また、
インテリアプランナーになった後も、更新手続きが必要です!
5年以内に所定の更新講習を受けて更新する必要があります!
詳細は、下記リンクから試験元の機関にいけるようにしてあります。
試験対策のガイドブックがある
「資格の概要」「試験概要」「試験データ」「出題範囲」「過去問題および解説等」
が掲載された
『インテリアプランナーガイドブック』が、
日本インテリアプランナー協会から出されています!
『製図試験編』の価格は、3,630円(税込み)となってます!
試験対策の参考になるとおもいますので、
購入方法等を確認されたい方は、下のリンクからどうぞ⇩
2次試験の道具・携行品
インテリアプランナーの2次試験(製図試験)で持ち込む道具・携行品については、試験元の公式ページで公表されています!
「必ず携行するもの」「持ち込みできる道具」「持ち込みできない道具」に分けて紹介します!
インテリアプランナー2次試験のおすすめ道具
製図試験は道具の良し悪しで作図スピードが大きく変わってきます!
道具も万全の準備をして本番を迎えましょう!
2次試験でおすすめの道具をご紹介していきます!
平行定規
「製図版 と T定規」でも製図試験を受けることは可能なのですが、
慣れていないととても使いづらいです!!
なにより、直線や縦の線を引くときに安定しません!!
色鉛筆
鉛筆削り
消しゴム
スティック型消しゴムは本番前日に「芯を新品」に変えておく
普通の消しゴムも本番前日に「新品」に変えておく
シャープペン
本番前日に「芯を新品」に変えて時間短縮
さらに
万一の芯切れに「予備の本体」を用意しておくと便利!
シャープ芯
三角定規
「厚みは6mm以上」を選ぶ
※薄いものは、作図の動きがにぶる・平行定規の下にすぐ入り込む・図面から拾い上げるのが大変なので避けましょう!
三角スケール
「竹芯」もしくは「ABS」の材質を選ぶ!
※アルミ製のものは、滑りやすい・置いた時の音がうるさいので避けましょう!
テンプレート
マーカー
刷毛
製図用テープ
【メンディングテープがおすすめな3つの理由】
- セロテープ感覚で、すぐに貼れる!
- テープの厚みが薄いので、貼る位置を気にしなくて良い!
- 透明で薄いので、貼ってる部分が気にならない!
電卓
無くても困らない道具は持って行かない!
持ち込みできるからといって、いろいろ持っていくのとかえって試験の邪魔になります!
勾配定規はほとんど出番が無いですし、字消し板はスティック消しゴムがあれば不要です!
コンパスも多彩な円が描けるテンプレートがあれば使うことはありません!
ヘキサスケールは個人的には無くてもいいかなと・・・
持っていくのも大変になるので必要最低限にすることも大切です!
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