こんにちは!
リーマン建築士の「たけし」です!!
わたしはH29年度の学科試験で、
- 【計画】16点/20点
- 【環境】19点/20点
- 【法規】25点/30点
- 【構造】29点/30点
- 【施工】19点/25点
総合計:108点/125点
で一発突破しました
このブログでは、
H29年度に学科・製図ともに一発合格した私が「やってよかった」ということを紹介していきます。
今日のテーマは
一級建築士の勉強を始める前の心構え!
【「一級建築士は難しくない!」に変える考え方】
2020年から、大学卒業してすぐの人でも一級建築士の受験資格が得られ、より多くの方に受験できるチャンスが舞い込んできました!
特に、
社会人1年目のような若い方は知識の吸収力が非常に武器になるので、本当にチャンスだな!と思います。
でも、
一級建築士試験と聞くと・・・
実務経験が少ないと難しいんじゃない?
合格率低いし受かる人も少ないんでしょ?
出題範囲めちゃくちゃ広いし、無理なんじゃないかな・・・
と思われてる方、けっこういるんじゃないでしょうか?
そんな考えをもった人に、一言いいたい!!
やる前から「難しく考えちゃう」のはもったいないです!
ムズカシク考えるとできることもできなくなっちゃうので、そんな考えは勉強始める前に捨ててしまいましょう!
そのうえで、
私が考える「この試験はそんなに難しくない」と思える3つのポイントを紹介します!
- 実務経験が無いほうが、逆に有利!!
- 毎年4,000人以上の人が、学科突破している!!
- 所詮、問題を作る人も『人』
それぞれについて詳しくお話ししていきますね!!
このブログを読んで「自分なら合格できる!!」とおもってもらえたらうれしいです!!
補足情報
私は、H29年度に試験を受けました。
この年まで一級建築士試験の勉強を、マジでしたこともないです!
そもそもハウスメーカーにいるので、
大規模建築物にかかわる構造とか法律ってものに、仕事で触れる機会も無いです!
そんな私でも、
「計4回の模擬試験」でも「本試験」でも100点以上の高得点で一発合格できる試験
なんです!
※一級建築士の学科試験の満点は、125点(計画:20点・環境設備:20点・法規:30点・構造:30点・施工:25点)
※H29年度の学科合格基準点は87点。ちなみに、例年の基準点は90点です。
実務経験が無いほうが、逆に有利!!
よく・・・
試験に出るような建物とか経験したこともないから理解できないよな
とか言う人がいますが、私としては
ヘタに実務経験あると、逆に難しくなりそう
と思います。
試験というものは、
- 「本来はこうすべきだよね」
- 「こうしちゃダメだよね」
というガッチガチなものが答えになります。
しかし!
実務では、そのガッチガチなものを”少し柔らかくしたやり方”でやっていることがあるそうです。
(あくまで聞いた話ですよww)
ですから、
ヘタに実務経験があると、実務とは違うことが正答だったりして混乱することがあります!
(私が資格学校に通ってたときに実際にそういった人がいました)
実務経験がある人は『試験のための勉強』と頭を切り替える必要があるため、ちょっと不利にさえおもいます。
そういった考えから、
実務経験が無いほうが、まっさらな気持ちで『試験のための勉強』にうちこめるから有利
とも言えます!!
だいたいそもそも、
実務経験が無ければ分からない問題がほとんどなら、
大学卒業したての人に受験資格は与えないでしょ
って私は思っちゃいますww
毎年4,000人以上の人が、学科突破している!!
また・・・
合格率が低いから何年もかかりそう・・・
という人がいます。
たしかに、
学科の合格率は過去5年間を見ても20%前後と、決して高くないパーセンテージではありますね。
でも!
『%』じゃなくて『数』を見てほしい
合格者の『数』に着目して改めて上の表を見てもらうと、
どの年も4,000人以上の人が学科突破
していることが読み取れます!
4,000人って言ったら、
1クラス40人の学級クラスがあったら
100クラス以上も受かっちゃうってことですよ!
「こんなにも合格する人がいるなら、自分も受かる!」
そう思い込むことが合格への第一歩です!!
補足情報
ちょっと極論と思われるかも知れませんが、私は本当にそう思ってます!!!
当時通ってた資格学校のクラスが約40人だったので、「このクラスの100倍、いやそれ以上の人が受かるんなら大丈夫じゃね?」ってバカみたいに妄信してましたww
この楽観的な考え方で「自分も受かる!」って本気でおもえたからこそ、一発合格を勝ち取れたと本気でおもってます!
補足:『国としても毎年一定数の合格者を確保したい』という個人的見解
みなさん!
一級建築士になるには国に8万円おさめるって知ってますか?
晴れて試験に合格して、一級建築士の免許を申請する段階で、
- 『免許申請費で19,200円』
- 『登録免許税で60,000円』
この合計約8万円の費用がかかります(戸籍謄本とか細かいの抜きです)
免許の申請に一人当たり8万円ですよ!
登録免許税だけとしても6万円!
もし、
合格者のうち、3千人が免許申請したとすれば、
3千人x6万円=1.8億円が、毎年『登録免許税』として国に入ります!
もし私が国側の人間なら、
この安定した財源は、なんとしても確保したいとおもいます!
そのためにも、
「毎年の合格者を一定数以上は確保しておきたい!」
と思うのが人情でしょうねww
そのためにも合格者予備軍(学科試験合格者)を毎年一定数は出しておきたいんじゃないかなとおもいます。
つまり、
国として税収を毎年しっかり確保しときたい
だから
合格者の『数』は、年によってあまり変動させたくない
そんな思惑があるような気がしてます
(あくまで個人の想像ですけどねww)
私はこんな突飛な考えをもっていたからこそ『今年も4,000人以上の合格者を出す』と半ば確信をもって試験に臨むことができました!
所詮、問題を作る人も『人』
さらに・・・
範囲は広いし、いくらでも難しい問題作られそう・・・
こんなことを言う人もいます。
そんな人に言いたい!
所詮、問題を作る人も『人』だよ!
当たり前のことなんですけど、難しい試験になると忘れさられがちですよね・・
でも、
コレ!!試験対策していくうえで重要ポイントです!!
なぜなら、
『人』がつくるものだから、そこには必ず『想いや意図』が入るということです!
ちょっと想像してみてください・・・
問題を『作る側の人』のプレッシャーを⇓
問題を作る人がハメを外して、
「今年の合格率は1%」とかになっちゃうと、国から「おまえのせいで今年の税収下がったじゃねーか!!」ってお叱り受けちゃいます・・・
反対に、
「今年の合格率は90%」とかになっちゃうと、それまで合格してきた人たちから「なんだよ今年のこの合格率!!ふざけんじゃねーよ!!」ってなるわけです。
それに、
こんなことを繰り返したらこれまで先人たちが積み上げてきた一級建築士というブランドを毀損することになりかねません。
一級建築士は「難しいけど合格できる試験」と思われているからこそ、毎年多くの受験者を確保することができます。
だからこそ、問題をつくる側には『いままでの合格率をなるべく維持する』というとてつもないプレッシャーがかかっています!
そんなプレッシャーを受けながら問題を作る人の身になったら「過去に出た問題に似たもの」を出したくなる気持ちも分かります。
そういうふうに考えると、
毎年の「出題範囲」や「出題される分野」はおおむね同じ
になります。
私が受験したときも過去問と似た問題がよく出題されていました
「毎年の”出題範囲”や”出題される分野”はおおむね同じ」ということが分かれば、あとは、
よく出題される範囲・分野にスポットを当てた勉強をするだけ!
なのです!
そうすれば、勉強の道筋が見えてくるのではないでしょうか?!
「合格できそう」に変える考え方のまとめ
一級建築士試験はやたら「難しい」とか「何年もかかる」ということを言われてます。
私も受ける前までは、
- 「一級取るには3年かかる」
- 「ゼネコンとか実務でやってる人たちでないと難しい」
みたいなことを聞いてました。
でも実際受けてみると、
「言われているほど、難しい試験じゃない」
「実務経験は、まったく関係ない」
このことは、試験勉強しているときから思っていました!
- 実務経験は逆にない方が有利
- 毎年4,000人以上の人が学科合格している
- 出題範囲・分野は毎年同じ
は、これからも変わらないと思います!
是非、
試験をやたら難しく考えず
自分に自信を持って
試験勉強に臨んでください!!
この記事を読んでいただいて、
「よし!挑戦してみっか!!」
「なんだか合格しそうな気がしてきた!!」
とおもったら、こちらの記事も読んでみてください⇩
今年から、より多くの人に受かるチャンスが巡ってくるので、是非頑張ってください!!
応援してます!!
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