【一級建築士】TACの「製図通信講座」の特長を分かりやすく解説!

一級建築士試験 製図

こんにちは!

リーマン建築士の「たけし」です!

今日のテーマは

TACの製図「通信講座」の特長を分かりやすく解説!

TACの製図講座の特長が知りたい!

近くに校舎がないから通学は無理そう
通信講座はどうかな?

一級建築士の資格学校といえば、総合資格や日建学院が有名ですね。

ただ、講座費用がムチャクチャ高いです・・・

「もっとお手頃な資格学校ってないのかな?」そう気になっている人にオススメしたい資格学校があります!

それが

資格の学校 TAC

です!

TACは資格学校でありながら、そのコストパフォーマンスの高さに定評があります!!

わたしが一級建築士を受験した2017年のときにも、

「最近TACが合格率を上げてきている」
「製図試験の合格率も高い」
「価格は安いのになんでだ?」

こうした話題がわたしの通っていた資格学校の講師からも出ていました!

そのときの講師の言葉が今でも印象に残り、TACについていろいろと調べてみました!

ネットでただ調べるだけでなく、講義動画を実際に見てみて授業の様子を疑似体験しました!

今日はその調べたことを踏まえながら、わたしなりに感じたことを交えながらお話ししていきます!

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TACの料金

TACの一級建築士製図講座には様々なコースが用意されていますが、そのなかでも初受験者に特におすすめなのが「設計製図本科生」です!

どちらの講座も

  • 教室に通って授業を受ける「通学スタイル」
  • オンラインで受講できる「通信講座スタイル」

この2種類が選べます!

それぞれ講座料金は以下のとおりです!

「設計製図本科生」の料金
  • 通学スタイル:250,000円(税込)
  • 通信講座スタイル:200,000円(税込)

料金を見てもらうと分かるとおり、TACは通学でも通信講座でもほぼ同じ金額です!

これは通信講座であっても通学と変わらないクオリティだからです!
(この点については後述します)

自分に合ったスタイルで受講できるのはいいですね!

TACと総合資格・日建学院との比較

TACは総合資格・日建学院と金額を比べてみるとどうなのでしょうか?!

それぞれ初受験の人にもおすすめされている講座をピックアップして価格を比較していきます!

比較する製図講座コースは以下のとおりです!

「製図のみ」で比較するコース
  • TAC:「設計製図本科生(通学)」
  • 総合資格:「設計製図講座」
  • 日建学院:「設計製図本科コース」

そして、

それぞれの講座を比較したものが以下です!

製図のみでの料金比較

受講料講座スタイル
TAC250,000円通学LIVE講義
+動画講義
総合資格学院583,000円通学LIVE講義
+動画講義
日建学院495,000円通学LIVE講義
+動画講義
すべて税込み表示

TACの製図講座の金額は、総合資格学院では半分以下の価格です!

日建学院と比べても半分ほどの価格です!

製図試験は試験元の合否判定の基準がブラックボックスなので、合格しているかどうかは合格通知をもらうまで正直分かりません!

もし2度目のチャレンジが必要になったときにも、最初から価格が抑えられている方が負担が少なくて済みます!

WEB講座は日建学院の方が安いが・・・

製図の通信講座はTACと日建学院があります!
※総合資格は通学のみです※

TACの製図通信講座は200,000円(税込)です。

一方、日建学院の製図通信講座は143,000円(税込)と、TACに比べて安いです。

しかし、

日建学院は、講義数6回・課題添削回数3回と、TACに比べて少ないです!

製図に自信がある人ならTACより少ない日建学院でも良いとおもいます。

しかし、

初受験など製図にあまり自信が無い人は、TACの通信講座の方がオススメです!

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TACは通信講座でも「教育訓練給付制度」が利用できる!

TAC 公式ページより引用

教育訓練給付とは、製図の受講料の20%または10万円のいずれか低い方が返ってくるお得な制度です!

TACでは、通信講座でもこの教育訓練給付制度が利用できます!

ここは総合資格とも日建学院とも違うところです!

通学通信講座
TAC
総合資格学院×
日建学院×
教育訓練給付制度の対象可否

通学でも通信講座でも制度が利用できるのは、選択するときの迷いにならなくていいですね!

「セット割引」「再受講割引」など各種割引制度がある

TAC 公式ページより引用

TACでは、お得な割引制度が用意されています!

学科と製図を同時に申し込むと割引される「セット割引」や、
翌年度に再チャレンジするときなどに使える「再受講割引」があるのはいいですね!

校舎があるのは主要都市

TACの校舎は全国に36校しかありません。

ただ、

通信講座でも通学と同じ授業を動画で見れる工夫もされているため、必ずしも通学の方が有利というわけではありません!

一応、TACの校舎一覧を下の表にまとめておきますので、通学を検討している人は最寄りの校舎があるかどうか参考にしてみてください。

札幌(北海道)仙台(宮城)大宮(埼玉)水戸(茨木)津田沼(千葉)
水道橋(東京)新宿(東京)早稲田(東京)池袋(東京)渋谷(東京)
八重洲(東京)立川(東京)中大駅前(東京)町田(東京)横浜(神奈川)
日吉(神奈川)群馬(群馬)松本(長野)富山(富山)金沢(金沢)
名古屋(愛知)京都(京都)梅田(大阪)なんば(大阪)神戸(兵庫)
広島(広島)福山(広島)岡山(岡山)福岡(福岡)大分(大分)
熊本(熊本)宮崎(宮崎)鹿児島(鹿児島)高松(香川)徳島(徳島)
沖縄(沖縄)
TACの校舎名(都道府県名)

通信講座でも通学と同様の学習環境

TACでは、通信講座であっても通学であっても、同様の学習環境が整えられているように感じました!

実際の講義を見れる「WEBフォロー」

TAC 公式ページより引用

実際の授業を撮影したものをWEB上でも見れるのが「WEBフォロー」です!

教壇のすぐ前にいるようなカメラ視点なので、先生の前の席で授業を受けてるみたいです!

通信講座でもライブ授業のような感覚で講義を受けることができるのはいいですね!

わたしとしては、いかにも撮影用にカメラ目線でバッチリ話しをされるよりこっちの方がはるかに臨場感を感じました!

TAC 公式ページより引用

この撮影された講義動画は、事前にダウンロードしてオフラインでも見れます!

通信環境やギガ数を気にすることなく見れるのも良いですね!

ちなみに、音声だけをダウンロードして聴ける「音声DLフォロー」という機能もあります!

通信講座でも「製図の添削」をしてもらえる

「通信講座にしても製図の添削はしてもらえるのかな?」

そんな不安を抱いた方も大丈夫です!

TACは通信講座であっても製図の添削をしてくれます!

TAC 公式ページより引用

ただ

通信講座の場合、添削してもらえる回数は全9課題中「4回まで」と回数が決まっています!

通学の場合はすべての課題(9課題)が添削してもらえます!

添削回数が通学より少ないため、通信講座の方が5万円安い金額設定になっているのでしょう。

それでも

添削は講師からの直接の指導ですので、添削があることのメリットはかなり大きいです!!

足りない分はココナラなどの外部サービスで補ってもいいとおもいます!

疑問点はいつでも「メールで質問」できる

通信講座であっても、講師に直接メールで質問することができます!

ただし回数は決まっているので、有効的に使う必要があります!

質問可能回数
  • 設計製図本科生:12回
TAC 公式ページより引用

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繰り返しじっくり学べるカリキュラム

TAC 公式ページより引用

設計製図本科生の講義は1回7.5時間を10回、その中で9課題を実施します!

このほかに今年度課題対策講義(2.5時間×1回)があります!

  • 講義数は、10回(1回7.5時間)
  • 演習課題は、9課題
  • 今年度課題対策講義(2.5時間×1回)

通学の場合、講義数や課題数は総合資格や日建学院に比べて少ないです。

しかし、講義や課題が多いとそれをこなすことに手一杯になったり、何が正解か分からなくなり混乱に陥りやすいデメリットもあります!

TACのカリキュラムは合格することに的を絞った、基本に忠実なシンプルなものとなっています!

基本となるものを繰り返しじっくり学ぶことで、そこから発展した応用も効きやすくなります!

少ない講義・課題で効率よく守備範囲を広げれるところがTACのいいところです!

厳選して絞り込まれた「製図課題」

TAC 公式ページより引用

TACの製図課題は、厳選した課題を絞り込んで出されます!

総合資格や日建学院は課題の「量」で勝負していきますが、TACは課題の「質」で勝負しているといったところでしょう!

わたしも受験年にTACの課題を見せてもらったことがありますが「この課題やってみたい!」と思えるくらい魅力的でした!

さらに同じ敷地条件で要求室を変えてアレンジ問題として出題されます!

同じ課題でも要求室が変わるとゾーニングから階ボリュームから一気に変わり、まったく別問題のようになります!

そういった工夫もとても面白いなと感じました

ちなみに、

わたしが受験したH29年度のときに「前の年(H28年度)にTACが本番の製図課題を的中させた」という話を聞いていたので、製図課題の精度もかなり高いです!

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通信講座を受講して合格した人たちの声

TACの公式ページに掲載されている合格者の声の中で「通信講座を受講した人」を抜粋して紹介していきます!

他の大手資格学校へ通っても合格できず、一度は諦めかけた資格取得ですが、これが最後と心に決め、心機一転TACさんへ通いました。
当初は「安かろう悪かろう」だったらどうしよう。という不安もありましたが、満点を取るのではなく『試験に合格する指導』を徹底するTACさんのお陰で合格することができました。

Yさん 一級設計製図本科生 Web通信講座

TAC 公式ページより引用

資格勉強が忙しい時は、比例して仕事も忙しくなりましたが乗り越えることができました。
特に、朝や寝る前などの勉強、製図練習の習慣化は一級建築士合格に繋がった要因だと思います。
講師の方には、知識や技術的な面で多くのことを教えていただき、試験直前には精神的にも支えていただきました。本当に感謝しています。

Nさん 一級設計製図本科生 Web通信講座

TAC 公式ページより引用

ポイントが明確で、かつ、覚えるポイントがわかりやすく、丁寧でとてもよかったです。
特に試験直前には、「こうやって出題されるから気をつけて」、というような形の指導で非常に良かったです。教室講義を受けられて感謝しています。

Yさん 一級設計製図本科生 Web通信講座

TAC 公式ページより引用

TACの教材は、課題数が他校に比べると少ないですが、1つの課題に関して要求内容を変え何度も取り組むことで、より理解を深められる指導方法が良かったです。
また毎週個人面談の時間があり、自宅学習時の質問事項を質問しやすく、講師の方もとても丁寧に教えてくださったので本当に感謝しています。

Mさん 一級設計製図本科生 Web通信講座

TAC 公式ページより引用

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まとめ

TACは通学スタイルでも通信講座でも、価格や学習環境にそれほど差がありません!

一級建築士の製図の勉強は、仕事との両立が一番の課題になります!

忙しい仕事の日々から時間を捻出することがとにかく大変です!

絞り出した時間を有効に使うこともとても大切です!

わたしとしては、通信講座を利用して時間を有効につかっていくことがTACを利用する一番のメリットと感じました!

リーズナブルでありながら資格学校としてのクオリティが享受できる、TACの製図講座はまさに最強だとおもいます!

結論!

まとまった勉強時間が取れない人や、
費用をなるべく抑えたい人にはTACが向いている!

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