こんにちは!
リーマン建築士の「たけし」です!
今日のテーマは
「一級建築士試験の申込」時期と注意点を分かりやすく解説!
一級建築士試験の申込方法がちょっと分かりずらい
申込で気をつけるところってどこ?
公式ページには過不足無い情報が網羅されてますが、逆に「重要なとこはどこ?」って少し分かりにくいですよね!
そんな試験の申込方法について、
注意すべきところを中心に、こちらのサイトでざっくり解説していきます!
ちなみに、例年3/1にその年の試験申込案内を試験元が発表します!
【令和6年度試験情報】
例年どおり、3/1に令和6年度(2024年度)の試験案内が公表されました!
令和6年度の試験情報について追記しておきます!
受験資格
一級建築士の受験資格は、試験元HPに記載のある次の4つのいずれかです!
従来あった「実務経験要件」については、令和2年以降に「免許登録時の要件」となりました!
実務経験年数が達していなくても受験することは可能です!
(合格後に所定の実務経験期間が無いと一級建築士の免許はもらえないので、それまでおあずけとはなります)
学歴要件は「入学年度」で異なる
学歴要件では「H21年度以降の入学」「H20年度以前の入学」で要件が異なります!
「H21年度以降の入学」
「H21年度以降の入学」では、A・B・Cの3つの分類ごとに、必要単位数が定められています!
「H20年度以前の入学」
「H20年度以前の入学」では、建築もしくは土木課程が学歴として認められます!
免許登録時に必要になる実務経験
免許登録時に必要になる実務経験は「令和2年3月以降」「令和2年2月以前」で異なります!
それぞれ公式ページのリンクを貼っておきます!
申し込みは「インターネット申込のみ」
まず注意すべき点は、令和3年より「インターネット申込のみ受付」となっている点です!
申し込みは「インターネットのみ」
身体に障がいがありインターネットの利用が困難である等の理由が無い限り、
原則として申し込みはインターネットのみになりますので注意しましょう!
申込の際には「顔写真データ(JPEG形式)」が必要になります!
- JPEG形式のみ
- 幅665・高さ915ピクセル
受験申込期間
受験申込の受付は、おおむね4月初旬の2週間です!
だいたい4/1の10:00~4/15の16:00までとなることが多いです!
製図試験からの人も、同じ時期に受験申込が必要です!
申込受付期間:4月初旬から約2週間
【令和6年度試験情報】
申込期間:令和6年4月1日(月曜)午前10時~4月15日(月曜)午後4時
初受験の人は「受験資格を証明する書類」を「簡易書留で郵送」が必要!
初めて受験する人は、「受験資格を証明する書類」を試験元である(公財)建築技術教育普及センターに簡易書留で郵送しなければなりません!
書類の郵送期限は、4月20日頃までです!
初めて受験する人は、
インターネットのみで申し込みが完結するわけではないので注意しましょう!
初受験の人は
「受験資格を証明する書類」を(公財)建築技術教育普及センターに簡易書留で郵送
【令和6年度試験情報】
郵送期限:令和6年4月19日(金)(当日消印有効)
受験資格が【学歴】なら早めに書類の準備を!
受験資格が【学歴】の場合、
「指定科目修得単位証明書」や「卒業証明書」を出身学校に発行してもらわなければなりません!
出身学校が遠方で郵送でやり取りする場合、
証明書が届くまでに時間を要するので、早めに準備しましょう!
学歴で受験する場合、
「指定科目修得単位証明書」や「卒業証明書」は発行手続きが必要なので早めに準備!!
ちなみに、
受験資格が【二級建築士】【建築設備士】の人なら「資格証の写し」で済みます!
公式ページに詳しい資料があるので、
こちらをご確認ください
⇩
「H14年以前に受験申込をして、H15年以降受験申込していない人」「H15年以降に受験申込をしたが個人情報の使用に承諾していない人」も郵送での手続きが必要
初受験の人だけではなく、
- 「H14年以前に受験申込をして、H15年以降受験申込していない人」
- 「H15年以降に受験申込をしたが、個人情報の使用に承諾していない人」
も郵送での手続きが必要です!
「過去の受験票」もしくは「合否の通知書」を、持っている場合と持っていない場合で郵送する書類が異なります!
持っている人は、その写しを郵送すればOKです!
持っていない人は、初受験と同じ「受験資格を証明する書類」の郵送が必要になります!
どちらも郵送については、
(公財)建築技術教育普及センターに簡易書留で郵送となります!
- H14年以前に受験申込をして、H15年以降受験申込していない人
- H15年以降に受験申込をしたが、個人情報の使用に承諾していない人
上記1,2の人は、
下記いずれかの書類を(公財)建築技術教育普及センターに簡易書留で郵送
- 「過去の受験票」もしくは「合否の通知書」
- 「受験資格を証明する書類(初受験の人と同じ)」
※郵送期限は初受験の人と同じ提出期限です!
【令和6年度試験情報】
郵送期限:令和6年4月19日(金)(当日消印有効)
「受付最終日の翌日」までに受験手数料等を納付!
受験手数料の納付も忘れずに期限までに行いましょう!
納付期限は「申込受付最終日の翌日」までです!
例年4/15頃が納付期限となってます!
期限までに支払いできない場合は、受付が無効になってしまうので注意です!!
期限ギリギリにならないように余裕をもって納付しておきましょう!
受験手数料の納付期限:申込受付最終日の翌日まで
【令和6年度試験情報】
受験料の納付期限:令和6年4月16日(火)(受付最終日の翌日)まで
決済方法は「クレジットカード」もしくは「コンビニ払い」
受験手数料の決済方法は2種類あります!
決済方法によって事務手数料が若干異なります!
- クレジットカード決済の場合:事務手数料は281円
- コンビニ払いの場合:事務手数料は225円
それぞれの決済方法での受験料総額は下記になります!
- クレジットカード :17,281円(17,000円+281円)
- コンビニ払い:17,225円(17,000円+225円)
※製図試験から受験の人も、同じ金額です!!
クレジットカード決済の方が若干高いですが、払い忘れのリスクが減るのでクレジットカード決済の方が良いでしょう!
「受験票」は自分で印刷して持っていく必要がある!!
受験資格有と判定された人には「受験票の発行通知」がメール等で届きます!
発行通知は、6月下旬から受験生に向けて順次送信されていきます!
注意点は、
受験票は「自分で印刷して試験会場に持っていく」必要があるということ!
印刷サイズはA4サイズ(モノクロ・カラーどちらでも可)です!
受験票は郵送で送られてこないので「印刷して持参する」ことを忘れないようにしましょう!!
なお、
スマートフォンの画面上に表示させた受験票では試験は受けられません!
印刷忘れはゼッタイに避けましょう!!
受験票は「印刷して」試験会場に持参
- 6月下旬にメール通知が来る
- マイページから受験票をダウンロードして印刷
- 印刷サイズ:A4サイズ
- モノクロ・カラーどちらでも可
【令和6年度試験情報】
受験票:令和6年7月12日(金)頃からマイページでダウンロード可能
※製図試験から受ける人の場合、令和6年9月26日(木)頃
試験日程
おおまかな試験日程は下のとおりです!
- 学科の試験日:7月10日前後(第2日曜日)
- 製図課題の発表:7月下旬
- 学科試験の合格発表:9月上旬
- 製図の試験日:10月10日前後(第2日曜日)
学習スケジュール組みをするために、試験日程はしっかり把握しておきましょう!
【令和6年度試験情報】
試験元の公式ページをご確認ください
⇩
おすすめ一級建築士講座
一級建築士講座は総合資格・日建学院が有名ですが、授業料が高額で提出課題がやたら多いので、私としてはあまりおすすめできません!
(通っておいてなんですがww)
一級建築士取得した後にこのブログを書いていくなかで、客観的に見て本当にそうおもいますww
かと言って、独学も時間効率が悪いのでおすすめしません。
そうしたなかで、
仕事しながら勉強時間を確保しやすい講座として『通信講座』がかなり良いようにおもいます!
「もし私がこれから一級建築士を目指すなら?」といった視点で候補に挙がる通信講座を、オススメの講座として紹介します!
それぞれの特徴を簡潔に分かりやすく紹介していきます!
一級建築士講座のオススメ①:格安で一級建築士目指せる「スタディング」
スタディングは私のもっともオススメする通信講座のひとつです!
その理由は、圧倒的なコスパの良さです!
スタディング一級建築士講座の良さはホントいっぱいありますが、特長として次の3つがあります!
スマホ学習向けに構成された教材
重いテキストを持ち運びせずにスマホで勉強できるとこもいいですが、驚いたのはそのクオリティの高さです!
講義動画はスマホ視聴を前提に作られた資料が使われていて、さながらYouTube動画のように分かりやすいです!
動画だけでも十分勉強できるし、スマホで解く問題集は正誤の記録も取ってくれてるので復習にもとても便利です!
合格することに特化して無駄がない
過去15年分を徹底的に分析していて、頻出問題に絞ってカリキュラム構成がされているため効率よく勉強できるようになっています!
激務が多い建築業界において無駄がなく効率よく勉強できるのはかなりの強みと感じてます!
一級建築士講座で最安値級
最安値級の料金もかなり魅力です!
学科・製図セットでこの料金はほかを探しても見つからないとおもいます!
また、
スタディングには「無料体験講座」も用意されています!
まずはお試しで無料体験してみるのもおすすめです!
スタディングでは講座の一部を
無料体験することができます!
おすすめなので是非体験してみてください
「そんなに安くて大丈夫?」という人は、
実際にわたしが体験した記事を参考にしてみてください!
一級建築士講座のオススメ②:製図講座のコスパが良い「資格の学校 TAC」
「製図に自信が無い」「製図だけ資格学校利用したい」という人にはTACがオススメです!
TACは資格学校でありながら低価格を実現していて、教材の質もかなり高いです!
とくに、製図講座のレベルが高いです!
わたしが受験したときにも「TACの予想問題が的中した」と話題になっていたほどです!
TACの一級建築士講座(製図)の特長は、
TACは、大手資格学校のおよそ半分の費用で一級建築士講座の製図講座が受けられます!
TACの一級建築士講座については別記事で詳しく書いています!
TACの公式ページでは、体験講義を動画で見ることができます!
体験講義でどんな授業内容かを確かめてから検討してみるのも良いでしょう!
資料請求もできて、翌日発送ですぐ届きます!
「もしこれから一級建築士をわたしが目指すなら・・・」
という視点で書いた記事があります!
こちらもチェックしてみてください!
まとめ
一級建築士試験の申込についてお話ししてきました!
今日お話ししてきたことをまとめておきます!
また、
「H14年以前に受験申込をして、H15年以降受験申込していない人」
「H15年以降に受験申込をしたが、個人情報の使用に承諾していない人」
上記の人については、
- 「過去の受験票」もしくは「合否の通知書」
- 「受験資格を証明する書類」
上記いずれかを(公財)建築技術教育普及センターに簡易書留で郵送が必要となります。
※提出期限は、初受験の人と同じ
【令和6年度試験情報】
試験申込は資格取得のスタートです!
あなたが一級建築士になる第一歩となることを期待しています!
応援しています!
頑張ってください!!
これから一級建築士を目指される人に向けて「もし私がこれから目指すとしたら」という視点で書いた記事があります!
おすすめの講座や勉強スケジュールについて書いた記事です!
これから一級建築士の勉強を始める人は
是非ご一読ください!!
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