【一施工】2024年度から受験資格が緩和!変更点をざっくり解説!

スキルアップ

こんにちは!

リーマン建築士の「たけし」です!

今日のテーマは

【一級建築施工管理技士】
2024年度から変わる受験資格をざっくり解説!

施工管理技士の実務経験が緩和されるの?

どう変わるのか知りたい!!

一級建築施工管理技士試験の申込条件のひとつに実務経験があります。

この実務経験が2024年度から緩和されるようになりました!

2023年5月12日に新試験制度が公布され、2024年度から実施されます

そこで今日は、新しい受験資格の変更点をざっくり分かりやすく解説していきます!

お役に立てたらうれしいです!

旧試験制度(2023年度まで)の受験資格

まずはこれまでの受験資格がどうだったのか、国土交通省が公表している表でおさらいしておきます。

【学歴】【1次検定】【2次検定】
大学(指定学科)卒業後 3年実務同左
短大、高専(指定学科)卒業後 5年実務同左
高等学校 (指定学科)卒業後 10年実務同左
大学卒業後 4.5年実務同左
短期大学、高等専門学校卒業後 7.5年実務同左
高等学校卒業後 11.5年実務同左
2級合格者条件なし2級合格後 5年実務
上記以外15年実務同左

新試験制度(2024年度から)の受験資格

2024年度以降は、受験資格が下表のようになります。

【学歴】【1次検定】【2次検定】
学歴による区分無し19歳以上
(年度末時点の年齢)
○1級1次検定合格後、
・実務経験5年以上
・特定実務経験(※) 1年以上を含む実務経験3年以上
・監理技術者補佐としての実務経験1年以上
○2級2次検定合格後
・実務経験5年以上(1級1次検定合格者に限る)
・特定実務経験(※) 1年以上を含む実務経験3年以上(1級1次
検定合格者に限る)

※特定実務経験とは、
請負金額4,500万円(建築一式工事は7,000万円)以上の建設工事において、監理技術者・主任技術者(当該業種の監理技術者資格者証を有する者に限る)の指導の下、または自ら監理技術者・主任技術者として行った経験
(発注者側技術者の経験、建設業法の技術者配置に関する規定の適用を受けない工事の経験等は特定実務経験には該当しない)

これまで1次検定を受けるのにも実務経験が必要でしたが、緩和後は「年度末時点の年齢が19歳以上」という年齢条件のみになりました!

また、複雑だった実務要件もかなりシンプルになりました!
ただ「1級1次検定合格後」「2級2次検定合格後」といった条件が付加されたため、合格前の実務経験期間が含まれない点は注意が必要です!

2028年度までは旧制度と併用できる「経過措置」がとられる

先述した新試験制度での実務要件では合格前の実務経験が含まれないため、旧制度では受験資格を満たしていた人がさらに実務経験が必要になってしまうなど不利益が起こる可能性があります。

そうした事態を避けるため、新制度になってから5年間は次のような経過措置がとられます。

・2028年度までは、旧制度の受検資格で2次検定受検が可能
・2024年度から2028年度までに2次検定受検票の交付を受けた場合、2029年度以降も引き
続き2次検定を受検可能 (旧2級学科試験合格者及び同日受検における1次検定不合格者を除く)

つまり、

・2028年度までは、新・旧制度どちらの実務要件も使える
・2029年以降も旧制度を利用したい人は、2028年度までに1次検定を合格する

ということになります。

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旧制度(2023年度まで)の実務要件については
こちらの記事で分かりやすく解説しています!

まとめ

今日は2024年度から変わる一級施工管理技士の受験資格について解説してきました!

新制度(2024年度)からの受験資格は下表のようになります。

新制度(2024年度)からの受験資格

【学歴】【1次検定】【2次検定】
学歴による区分無し19歳以上
(年度末時点の年齢)
○1級1次検定合格後、
・実務経験5年以上
・特定実務経験(※) 1年以上を含む実務経験3年以上
・監理技術者補佐としての実務経験1年以上
○2級2次検定合格後
・実務経験5年以上(1級1次検定合格者に限る)
・特定実務経験(※) 1年以上を含む実務経験3年以上(1級1次
検定合格者に限る)

また、2028年度までは移行期間として「経過措置」がとられます。

経過措置(2028年度まで)

・2028年度までは、旧制度の受検資格で2次検定受検が可能
・2024年度から2028年度までに2次検定受検票の交付を受けた場合、2029年度以降も引き
続き2次検定を受検可能 (旧2級学科試験合格者及び同日受検における1次検定不合格者を除く)

これから一級施工管理技士を目指す人の参考になれたらうれしいです!

応援してます!

頑張ってください!

独学におすすめな教材を紹介

受験申込の準備ができたらいよいよ受験対策です!

施工管理技士試験は一次・二次とありますが、どちらも筆記試験で難易度もそれほど高くありません。

たけし
たけし

私も施工管理技士は1級・2級とも完全独学で取得しました

「一次試験対策」は、総合資格のテキストがおすすめです。
フルカラーの図解や写真が豊富で、施工法や用語をイメージで理解できるところがいいです!

「二次試験対策」は、GET研究所のスーパーテキストシリーズがおすすめです。
購入者特典として動画講義があるため、テキストと動画を併用して勉強することができます!

2次検定対策におすすめな教材

二次試験対策のなかで一番の肝となるのが「経験記述」です。
この経験記述は実務経験があれば書けるものではなく、試験解答としての書き方を身につけるトレーニングが必要になります。

テキストだけでは難しいと感じる人には『独学サポート』がおすすめです!

『独学サポート』をおすすめする理由として、次の4つがあります!

独学サポートの特長
  • すべてのコースに「記述添削サービス」がある
  • 添削は5回まで受けられる
  • 質問サービスもある
  • オプションとして「作文作成代行サービス」がある

すべてのコースに「記述添削サービス」がある

試験用の文章を完成させていくには、第三者に添削してもらうことが一番です!
添削をしてもらうことで、試験解答としてどこが不足しているかを可視化することができます!
独学サポートでは、すべてのコースで添削サービスがついています!
一発合格の可能性を高めるためにも、この添削サービスはおすすめです!

添削は5回まで受けられる

何度か添削を繰り返すことで、どんな設問に対しても自分の言葉で回答できる応用力も身についていきます!
独学サポートでは、どのコースでも5回まで添削してもらうことができます!
経験記述のテーマは毎年おおむね決まっているので、添削は5回もあれば十分です!

質問サービスもある

添削をしてもらったけど分からないことや疑問におもったことを質問して回答してくれるサービスも付随しています!
質問は無制限にできるので、ちょっとでも気になったら積極的に質問しましょう!
本番の設問に自分なりの言葉で柔軟に答えていくためにも、質問サービスはフル活用するべきです!

オプションとして「作文作成代行サービス」がある

作文作成代行サービスとは、工事経験が少なく経験記述を作り上げる自信がない人や、経験記述の作文をつくっていく充分な時間と労力を持てない人のためのオプションサービスです。
試験で毎年どれか出題される基本4管理項目[施工計画・工程管理・安全管理・品質管理]に対応しています!
近年の出題傾向の変化にも対応しているので、万全を期すために使うこともおすすめです!

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『独学サポート』については下記の記事で
サポート内容などを詳しく解説しています!

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