【二級建築士】大手よりコスパいい「TAC」について調べてみた!

二級建築士

こんにちは!

リーマン建築士の「たけし」です!

今日のテーマは

【二級建築士】大手よりコスパいい「TAC」について調べてみた!

大手予備校って高いよね・・・

大手以外のおすすめが知りたい!

わたしは二級建築士を独学で取りましたが、もともと建築学科で予備知識があったことと会社に教えてくれる先輩がいたところが大きいです!

建築の予備知識がなかったり身近に教えてくれる人がいない場合は、独学はちょっとキツイかも知れません。

そんなとき予備校に通う選択をされると思います。

しかし、

私としては大手予備校は高すぎるとおもいます!

二級建築士くらいの学習量であれば、そんな大金をかけずとも十分狙えます!

そこでおすすめなのが「資格の学校TAC」の二級建築士講座です!

TACは建築士講座に力を入れている資格学校のひとつであり、価格がとってもリーズナブルです!

今日はTACの二級建築士講座についていろいろ調べたので、そちらをお話ししていきます!

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TACのおすすめポイント

ほかに総合資格や日建学院も有名ですが、TACは次の点でおすすめです!

TACのおすすめポイント
  • 価格がリーズナブル
  • 教材の量がちょうどよい

この点がTACの方が優れているとおもいます!

総合資格も日建学院も40~60万前後で、けっこう高いです!
教材の量もちょっと多すぎる・・・

このあたりのバランスが、TACは優れているとおもいます!

TACには通学と通信講座の両方がありますが、価格も教材の質もそれほど変わらないので自分の利用しやすい方を選択すればいいです!

わたしとしては、時間拘束が少ない通信講座の方がおすすめです!

私は建築学科卒でありハウスメーカー勤務でもあるので、基礎的な用語や法律くらいは知っている状態で学科試験勉強をしていました!

けれど、まったく建築とか住宅に関わったことが無いような人は、聞いたことがない言葉や知らない用語だらけで書かれた法律の条文なんかは、たぶん呪文のように感じるんでしょうね・・・

そんな状態だと、参考書を読むだけで理解するのはちょっとキツイと思うので、そういった人は学科から講座を受けたほうがその先の製図試験にもプラスになるとおもいます!

TACの講座料金

学科の講座料金

学科講座は、次の5コースがあります!

学科のコース
  • 総合学科本科生
  • 学科本科生
  • 学科2科目パック
  • 力学基礎講義
  • 学科直前演習ゼミ

それぞれのコースの特徴は、次のとおりです!

各コースの特徴
  • 【総合学科本科生】構造力学の基礎を学んだあとに学科本科生に合流するコース
  • 【学科本科生】一番スタンダードなコース
  • 【学科2科目パック】4科目のなかから自分で選択した2科目を受けるコース
  • 【力学基礎講義】構造力学の基礎を学ぶコース
  • 【学科直前演習ゼミ】直前テストで実践力をつけるコース

二級建築士を初めて受験する人は、一番スタンダードな「学科本科生」のコースがおすすめです!

それぞれのコースの料金を下の表にまとめました!

コース名料金
総合学科本科生270,000円
学科本科生240,000円
学科2科目パック150,000円
力学基礎講義35,000円
学科直前演習ゼミ60,000円
すべて税込み表示

ちなみに、

学科の講座料金は、通学でも通信講座でも同じ金額です!

総合資格・日建学院との料金比較

TACが総合資格・日建学院とどのくらい金額差があるのか、それぞれの料金を比較してみます!

各学校のスタンダードなコースで比較していきます!

「学科のみ」で比較するコース
  • TACは「学科本科生」
  • 総合資格は「学科合格必勝コース」
  • 日建学院は「学科本科コース」

それぞれの料金を比較したものが下の表になります!

学校・コース料金
TAC・学科本科生240,000円
総合資格・学科合格必勝コース638,000円
日建学院・学科本科コース473,000円
すべて税込み表示

総合資格がダントツ高いですねww

日建学院だと少し安くなりますが、それでもTACより2倍近く高いです!

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製図の講座料金

製図講座は、次の2コースがあります!

製図のコース
  • 総合設計製図本科生
  • 設計製図本科生

それぞれのコースの特徴は、次のとおりです!

各コースの特徴
  • 【総合製図本科生】課題発表前からスタートする過年度生向けのコース
  • 【学科本科生】学科試験後からスタートする初年度生向けのコース

二級建築士を初めて受験する人は、「設計製図本科生」のコースがおすすめです!

それぞれのコースの料金を下の表にまとめました!

コース名料金
総合製図本科生175,000円
製図本科生150,000円
すべて税込み表示

ちなみに、”通学”の場合はそれぞれ35,000円高くなります!

総合資格・日建学院との料金比較

TACが総合資格・日建学院とどのくらい金額差があるのか、それぞれの料金を比較してみます!

各学校のスタンダードなコースで比較していきます!

「製図のみ」で比較するコース
  • TACは「設計製図本科生」
  • 総合資格は「設計製図コース」
  • 日建学院は「設計製図本科コース」

それぞれの料金を比較したものが下の表になります!

学校・コース料金
TAC・設計製図本科生150,000円
総合資格・設計製図コース528,000円
日建学院・設計製図本科コース462,000円
すべて税込み表示

総合資格・日建学院ともに50万近くです。

一方、TACはその1/3くらいの金額です!

学科+製図セットでの比較

学科+製図セットのコースでどのくらい金額差があるのか、それぞれの料金を比較してみます!

各学校のスタンダードなコースで比較していきます!

「学科+製図」で比較するコース
  • TACは「学科本科生+設計製図本科生」
  • 総合資格は「ストレート合格必勝コース」
  • 日建学院は「学科本科+設計製図本科」

それぞれの料金を比較したものが下の表になります!

学校・コース料金
TAC・学科本科生+設計製図本科生390,000円
総合資格・ストレート合格必勝コース1,012,000円
日建学院・学科本科+設計製図本科935,000円
すべて税込み表示

学科+製図セットで見てみても総合資格・日建学院とも100万近い金額です。

一方、TACならその半額以下です!

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各種割引制度もある

TAC 公式ページより引用

TACでは、お得な割引制度が用意されています!

学科と製図を同時に申し込むと割引される「セット割引」
翌年度に再チャレンジするときなどに使える「再受講割引」があるのはいいですね!

TACは通信講座でも「教育訓練給付制度」が利用できる!

TAC 公式ページより引用

教育訓練給付とは、学科もしくは製図の受講料の20%または10万円のいずれか低い方が返ってくるお得な制度です!

TACでは、通信講座でもこの教育訓練給付制度が利用できます!

ここは総合資格とも日建学院とも違うところです!

通学通信講座
TAC
総合資格学院×
日建学院×
教育訓練給付制度の対象可否

通学でも通信講座でも制度が利用できるのは、選択するときの迷いにならなくていいです!

通信講座でも通学と同様の学習環境

TACでは、通信講座であっても通学であっても、同様の学習環境が整えられています!

TACの校舎は全国に36校しかありませんが、
通信講座でも通学と同じ授業を動画で見れる工夫もされているため、同じような料金設定にしているとおもわれます!

一応、TACの校舎一覧を下の表にまとめておきますので、通学を検討している人は最寄りの校舎があるかどうか参考にしてみてください。

札幌(北海道)仙台(宮城)大宮(埼玉)水戸(茨木)津田沼(千葉)
水道橋(東京)新宿(東京)早稲田(東京)池袋(東京)渋谷(東京)
八重洲(東京)立川(東京)中大駅前(東京)町田(東京)横浜(神奈川)
日吉(神奈川)群馬(群馬)松本(長野)富山(富山)金沢(金沢)
名古屋(愛知)京都(京都)梅田(大阪)なんば(大阪)神戸(兵庫)
広島(広島)福山(広島)岡山(岡山)福岡(福岡)大分(大分)
熊本(熊本)宮崎(宮崎)鹿児島(鹿児島)高松(香川)徳島(徳島)
沖縄(沖縄)
TACの校舎名(都道府県名)

講義をWEB上でも見れる「WEBフォロー」

TAC 公式ページより引用

実際の授業を撮影したものをWEB上でも見れるのが「WEBフォロー」!

公式ページでサンプル動画が見れるので、わたしも実際の様子を見てみました!

教壇のすぐ前にいるようなカメラ視点なので、先生の前の席で授業を受けてるみたいです!
通信講座でもライブ授業のような感覚で講義を受けることができるのはいいですね!

わたしとしては、
いかにも撮影用にカメラ目線でバッチリ話しをされるより、
こっちの方がはるかに臨場感を感じました!

TAC 公式ページより引用

この撮影された講義動画は、事前にダウンロードしてオフラインでも見れます!

通信環境やギガ数を気にすることなく見れるのも良いですね!

ちなみに、音声だけをダウンロードして聴ける「音声DLフォロー」という機能もあります!

スマホが問題集になる「快速スタディ」

スマホが問題集になる「快速スタディ」は通勤中や仕事の合間の勉強に役立ちます!

収録されている問題は1,000問もあります!

ちょっとした時間でも毎日問題に触れていくことが、学科突破にはなにより大事です!

疑問点はいつでも「メールで質問」できる

通信講座であっても、講師に直接メールで質問することができます!

ただし

回数は決まっているので、有効的に使う必要があります!

TAC 公式ページより引用

TACの教材

シンプルな「学科テキスト」

TACのテキストは色彩が無くとてもシンプルです!

わたしとしては、このシンプルさがけっこう魅力的でした!

私はテキストにそのまま書き込む勉強スタイルですが、最初から色彩豊かなテキストだと自分がマーキングしたところや書き込みしたものが薄れて見えづらくなってしまうことがあります!

もとの色彩がシンプルであれば、自分の見やすいようにカラーリングを加えていくこともできますし、書き入れた文字も見つけやすくなります!

人によって超重要ポイントで使う色や補足程度で使う色など違うとおもうので、自分なりに見やすいカラーでテキストを作りこんでいけるのはとても良いとおもいます!

  • 赤ペン:超重要ポイントの追記
  • 緑ペン:補足程度の追記
  • オレンジマーカー:テキストの超重要部分のマーカ
  • 黄色マーカー:その次に重要部分のマーカ

こんなふうに色分けすると見やすくなるとおもいます!

図解解説付きで分かりやすい「問題集」

TAC 公式ページより引用

学科の問題集は、過去10年の本試験問題をカテゴリー別に掲載されていて、単元ごとの理解度を測っていきやすい構成だとおもいます!

問題の後には解説が掲載されているのですが、こちらも図解での解説が多くて分かりやすい印象がありました!

問題を通じて理解度を深めていくのにも役立ちそうです!

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絞り込まれた「製図課題」

TAC 公式ページより引用

設計製図試験は、学科試験後から2ヵ月程しかありません!

このたった2ヶ月のなかで大事なことはインプットとアウトプットのバランスです!

大量の課題をただこなしていいくだけでは消化不良を起こします!
一方、知識を詰め込むだけでは時間内に描き上げる能力は身につきません!

TACではこのバランスを保つために、講義回数講義時間課題の数、これらがかなり絞り込まれています!

二級建築士の設計製図本科生の講義数と課題数は、以下の通りです!

講義数と課題数
  • 講義数:8講義
  • 課題数:7課題

※通信講座でも、全7課題のうち4課題の添削指導を受けることができます!

特にWeb通信講座では、

  • 通勤時間とかに、講義を動画で視聴
  • 帰宅後に、まとまった時間で作図に挑戦

このような時間の使い分けも可能になります!

時間拘束のある作図を、自分の好きなタイミングでできるのがいいです!

オンラインを活用した製図講座は、次の4つのメリットがあります!

TACの製図講座のメリット
  • いつでもどこでも何度でも、自由にオンラインで講義が受けられる
  • 自宅にいながら、教室と同様の講義と教材で学習できる
  • スマホでも受講できるので、場所や時間を選ばず学習できる
  • 分割学習や高速再生機能で、効率的に学習できる

通信講座でも「製図の添削」をしてもらえる

「通信講座にしても製図の添削はしてもらえるのかな?」
そんな不安を抱いた方も大丈夫です!

TACは通信講座であっても添削をしてくれます!

TAC 公式ページより引用

ただ、

添削してもらえる回数は「4回まで」と回数が決まっています!

添削回数が通学より少ないことが金額の差に表れているのかも知れません。

それでも添削は講師からの直接の指導でもあるので、添削があること自体はかなりのメリットになります!

足りない分はココナラなどの外部サービスで補ってもいいとおもいます!

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TACの講師

各科目を一人の講師が教える担任制

TACは一人の講師がすべての科目を担当する担任制をとっています!

科目ごとに講師が変わることがほとんどですが、TACではこれを一人の講師が教えます!

各科目はそれぞれ独立しているわけではなく、
むしろそれぞれの科目で共通することがあったり関連付けた方が覚えやすいことはけっこうあります!

そういった意味でも、すべての科目を通して教えれる講師の方が分かりやすい授業をしてもらえそうです!

講師の満足度も高い

TAC 公式ページより引用

講師の満足度も公式ページに掲載されていますが、かなり高いですね!

掲載されているアンケート結果も、評価5ばかりではなく評価4もそれなりにあるので生々しい数字に感じました!

担任制を取っているからこそ、講師の評価は重要ですね!

「講師室ブログ」は疑問点の解決に役立ちそう

TACの講師が書いているブログが掲示板のように閲覧できるようになっています!

講師室ブログでは、解答速報がいち早く公開されたり、製図課題発表に合わせて講師の考察が書かれたり、役立ちそうな情報が発信されています!

勉強のやり方や暗記法なども掲載されていて、疑問点や不安点の解決の一助になるかもしれません!

TACで合格した人たちの声

TACの公式ページに掲載されている「合格者の声」を抜粋して紹介していきます!

添削指導でミスに気がついた

二級建築士を受験する知り合いがいなかったので、TACの教室講座で周りの生徒の様子を知れたのは大きかったです。
個別添削指導では、自分で気づいていないミスを指摘していただけました。
またオンラインで講義を視聴できる無料のWebフォローで、講義を倍速や見たい部分だけ復習でき助かりました。

Sさん 二級設計製図本科生

TAC 公式ページより引用

WEB通信で仕事と両立できた

テキストが非常にわかりやすく、まさに試験に受かるための作図手順でした。
Web通信を受講しましたが、仕事と学習を両立させる事ができ心身共に余裕ができました。
早期対策から受講していたので本科生が始まる前から矩計図を徹底的に描き込み体で覚えました。

Kさん 二級設計製図本科生

TAC 公式ページより引用

テキストの手順通りでプランができる

これまで図面手書きしたことがなかったので、最初は途方もなく感じました。
ただ、TACさんのテキストの手順通りに考えると、プランが出来上がることに気付きました。
講師の方に直接質問できる環境であること、またコスト面を含めて受講して良かったと思っています。
ありがとうございました。

Kさん 二級設計製図本科生

TAC 公式ページより引用

スキマ時間を活かし、育児と両立

TACには、計画の科目が終わった後に入りましたが、Webフォローで後からしっかりと学習ができました。
また、問題集アプリ「快速スタディ」を利用することで、通勤時間中や空いた時間に効率よく学習でき、仕事で忙しい中でも両立するとこができました。
講義も分かりやすく教えて頂き、今回はじめての受験で一発合格できたことに感謝しています!

Sさん 二級設計製図本科生

TAC 公式ページより引用

通勤時間にオンライン学習

過去2回独学で製図試験を受験して失敗していたので、今年こそはと思いTACのオンラインのWeb通信を受講し、見事合格!
オンライン講義は場所を問わず、かつ何回も受講できるのがメリット。
平日は0時過ぎまで仕事で、休日は育児で忙しいので、まとまった時間が確保できる通勤時間中にスマホで講義を見れたのが良かったです。

Dさん 二級設計製図本科生

TAC 公式ページより引用

仕事や育児などと両立にTACの教材が役立ったという声が多いですね!

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まとめ

TACは通学スタイルでも通信講座でも、価格や学習環境にそれほど差がありません!

二級建築士試験の勉強は、仕事との両立が一番の課題になります!

わたしとしては、通信講座を利用して時間を有効につかっていくことがTACを利用する一番のメリットになるように感じました!

費用も総合資格や日建学院よりリーズナブルに抑えつつ、資格学校としてのクオリティが享受できるメリットも感じました!

結論!

まとまった勉強時間が取れない人や、
費用をなるべく抑えたい人にはTACが向いている!

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