こんにちは!
リーマン建築士の「たけし」です!
今日のテーマは
二級建築士製図(木造住宅)で大幅減点を避けるポイント!
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木造住宅課題で注意するポイントを知りたい!
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大幅減点を防ぐ方法を教えてほしい!
木造住宅課題の製図試験は描くことが多いから、大事なポイントはしっかりおさえておきたいですよね!
わたしは二級建築士を独学で一発合格しました!
とは言え完全独学ではなく、製図試験では先生役をかって出てくれた会社の人に図面の描き方なんかを教わっていましたww
図面で注力するところとしないところをハッキリ分けて教えてくれたので、合格する図面に仕上げるポイントが明確になりました!
実際に、
このポイントだけに注意を払ってたことで、本番の最終チェック時に重大なミスに気づくことができました!
私が製図試験を一発合格できたのはこの会社の人のおかげでもあり、本当に感謝感謝です!
その会社の人がいつも言っていた
「コレをやったらダメ!」
というポイントを今日はお話ししていきます!
![たけし](https://officeworker-architect.com/wp-content/uploads/2022/08/c505dcaae9d77e696b2096822201cc45.jpg)
このブログを読んだ感想をコメント欄で是非おしえてください!
皆さんとともにこのブログをつくりあげていきたいです!
木造住宅課題で大幅減点を避けるポイント
避けるべき大幅減点のポイントは次の5つです!
- 通し柱の描き忘れ
- 耐力壁表示の描き忘れ
- 断面線の描き忘れ
- 火打ちの描き忘れ(階段には火打ちを描かない)
- 階段の上下階不一致
通し柱の描き忘れ
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木造住宅では、構造上重要になるものの図面表記が欠けていると大幅減点をくらうことになります!
その代表例が「通し柱」です!
通し柱とは、1階から2階まで伸びている建物隅(入隅・出隅)の柱のことです!
図面では、柱に〇印で表記します!
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「通し柱の〇印」を忘れない!
建物隅は、2階平面の隅(入隅・出隅)で判断する
下屋があるときには、通し柱の表記には注意しましょう!
通し柱は、あくまで1階から2階まで伸びている建物隅の柱です!
![](https://officeworker-architect.com/wp-content/uploads/2022/03/image-36.png)
間違っちゃいけないのが、下屋部分は違うということ!
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これを間違えないために
「建物隅」の判断は「2階平面の隅」で判断
するようにしましょう!
耐力壁表示の描き忘れ
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耐力壁も構造上重要な部分です!
耐力壁は、910mm以上の全壁(窓が無い外壁面の壁や通路が無い間仕切壁)が基本です!
図面では、壁の横に◁印で表記します!
![](https://officeworker-architect.com/wp-content/uploads/2022/03/image-38.png)
耐力壁は全体のバランスも大切なので、窓や通路を大きく取り過ぎないようにする(910mm以上の壁をなるべく残す)ことも大事です!
「耐力壁の△印」を忘れない!
断面線の描き忘れ
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矩計図や断面図が要求されているときは、断面線を描き忘れないように注意しましょう!
![](https://officeworker-architect.com/wp-content/uploads/2022/03/image-39.png)
描き忘れを防ぐために、平面図を描く手順の中に断面線を描くことを入れてしまうことをおすすめします!
最初に描く平面図のときに断面線も入れてしまっておけば描き忘れることはありませんから!
「断面線」を忘れない!
火打ちの描き忘れ
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床伏図を要求されたときは、火打ちを描き忘れることに注意しましょう!
図面では、解答用紙に凡例があるのでそれに従います!
(斜めの点線で表記することがほとんどです)
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わたしは火打ちを描き忘れていることに試験終了10分前に気づいて青ざめました・・・
なんとか終了までに描き入れて無事に合格できましたけど、チェック時に違うところを見てたらと思うとゾッとしますww
「火打」を忘れない!
階段に火打ちを描いてしまわないように注意!
階段部分に火打ちがあると、上り下りのときに火打ちが邪魔になります!
ですから、階段部分には火打ちを描かないようにします!
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階段の上下階不一致
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意外にやっちゃいそうなのが、階段の上下階不一致です!
1階平面と2階平面で階段の位置を間違えないように注意しましょう!
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また、
上り下りが1階と2階で逆にならないように注意しましょう!
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こっちの方がやりがちなミスなので特に注意しましょう!
「階段の位置」「階段の上り下り」を間違えない!
番外編(矩計図)
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木造住宅課題で、要求図面にあると大幅に時間を取られるのが「矩計図(かなばかりず)」ですね!
矩計図は出たらかなり時間が削られるので、しっかりとした対策が必要です!
私も受験年に矩計図があってかなり苦労しましたww
矩計図に苦手意識をもっている人はけっこう多いとおもいます。
でも大丈夫!!
矩計図も、会社の人に攻略ポイントを教わっていました!
その攻略ポイントを番外編としてお伝えします!
矩計図の攻略ポイント!
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攻略ポイントはズバリ!
矩計図は1パターンだけ身体に染み込ませる!
コレです!
不安で別パターンが気になっても浮気をしない!!
わき目もふらず1パターンだけ描き続けていく!!
そして・・・
身体が覚えるまで昇華させる!!
こうすることで、矩計図に取られる時間を大幅に短縮することができます!
矩計図に合うところで平面図を切る
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矩計図を描く断面は、指定が無い限りどこで切っても自由です!
ですから、
覚えたパターンの矩計図になるところで切るようにしましょう!
1パターンの断面がとれるように、
- 1階の居室の上には2階に居室がくる
- 1階の窓の上には2階の窓がある
こんなふうに平面図に法則性をもたせておくことも大切です!
そうしておけば矩計図の断面探しに困ることはありません!
たとえ階高とか違っても描く図面は1パターン
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本番で階高とか違うかもしれないじゃん><
そんな不安は当然あるとおもいます!
というか私もこのことを言いましたww
そしたら会社の人は・・
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たとえ図面の長さが違ってても、
数字が合っていれば小幅な減点で済む
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余計なことに気を取られて描き上げられなくなるより、
小幅な減点で済ませてしまえ!
そう言い切られましたww
実際にわたしのときも階高は違っていました。
けれど図面はそのままで数字だけ変えました!
その結果合格しているので的確なアドバイスでしたねww
「損して得取れ」というように、小幅な減点で大損を防ぐことも重要です!
もし矩計図で余分に時間を取られていたら、最終チェックができなかったとおもいます。
最終チェックで重大ミスを防げた私として、チェック時間を確保する大切さは身に染みて感じています!
当時の私のように製図初挑戦の人は細かいところに気をまわすとドンドン手が遅くなってしまうので、小さなことは気にしないふんぎりも大事だとおもいます!
速く描き上げるための道具選びも大事!
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製図試験全般に言えることですが、図面を速く描き上げることも重要です!
図面を速く描くためには道具選びも大事です!
わたしのブログでは製図道具についてこちらの記事で紹介しています!
一級建築士で実際に私が使っていた道具を書いた記事ではありますが、二級建築士でも揃える道具はほぼほぼ同じなので道具選びの参考にしてみてください!
製図に通信講座を使うなら「HIC」がおすすめ
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二級建築士試験は、一級と比べると出題範囲も狭いため、学科は独学でも十分可能です!
ただ、
製図試験を完全独学で目指すのはかなりキツイものがあります!
わたしのように身近に製図を教えてくれる人がいない場合、製図だけ通信講座を利用する人も多いです!
「製図だけ通信講座を利用したい」と考えた場合、一番おすすめは「ハウジングインテリアカレッジ(略称HIC)」です!
HICは、20年以上前から二級建築士の製図を指導してきたベテランの資格スクールです!
私がHICをおすすめする理由は、次の4つの特長があるからです!
- 添削課題が6課題と豊富
- いつでも質問できるサポートが充実
- 3ヶ月で合格まで導く学習カリキュラム
- 講座費用が安い
丁寧と評判な図面添削と、いつでも質問できるサポート体制が一番の理由です!
講座費用も10万ほどと大手と比べてかなり安いところも魅力です!
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HICについてはこちらの記事で詳しく書いています
まとめ
![](https://officeworker-architect.com/wp-content/uploads/2021/03/f5d255f46f2583bea7bbe88905ff4d6e-1-1024x576.jpg)
今日は二級建築士製図試験の「木造住宅課題で避けるべき大幅減点」についてお話ししてきました!
避けるべき大幅減点のポイントは次の5つです!
- 通し柱の描き忘れ
- 耐力壁表示の描き忘れ
- 断面線の描き忘れ
- 火打ちの描き忘れ(階段には火打ちを描かない)
- 階段の上下階不一致
また、
出たら大幅に時間を取られる「矩計図」の攻略ポイントもお話ししました!
矩計図は1パターンだけ身体に染み込ませる!
製図試験はあくまで試験です!
奇をてらわず減点が少ない無難な図面が合格となります!
そして、
製図試験突破のカギは
「採点ポイントが分かっている人に添削してもらうこと」
ひとりよがりの図面にならないように、第三者にしっかりチェックしてもらうことをおすすめします!
わたしも会社の人がいなかったら合格できなかったかもしれません・・
わたしは会社の人が趣味で親身に教えてくれたからこそ合格できましたが、身近にそういった人がいない場合は「ココナラ」などの外部サービスを利用してみると良いでしょう!
「ココナラ」では、図面の添削や製図試験の相談などをしてくれる出品者がいます!
内容や出品者によって異なりますが、1,000円~3,000円くらいで受けてくれます!
「しっかり講師からの添削を受けたい!」という人は、通信講座を利用してみるのもいいとおもいます!
おすすめは記事内でも紹介した「ハウジングインテリアカレッジ」です!
二級建築士の製図講座として老舗でありながら、丁寧な添削でとても評判がいいです!
個人的な見解ですけど、趣味で教えてくれていた会社の人と同じ匂いも感じますww
製図試験はいかにミスをしないかが問われる試験です!
客観的な見方も手に入れて、一歩でも合格に近づけることを願っています!
応援しています!
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