土地家屋調査士に独学で合格できる?必要な勉強時間とロードマップ

土地家屋調査士

こんにちは!

リーマン建築士の「たけし」です!

今日のテーマは

土地家屋調査士に独学で合格できる?
必要な勉強時間とロードマップ

予備校に通うお金がないけど、独学で合格できるのかな?

独学だと何時間くらい勉強すればいい?1年で足りる?

そんな悩みをかかえている人も多いとおもいます!

わたしはハウスメーカーで一級建築士として働いていますが、現場でご一緒する調査士さんに聞くと、やはり「独学」という選択肢はかなりハードな道のりのようですね。

今日は、土地家屋調査士試験に「独学」で合格できるのか?という、多くの受験生が一度は抱く疑問について、必要な勉強時間や具体的なロードマップを交えて徹底的に深掘りしておはなししていきますね!

この記事を読み終える頃には、独学で突き進むべきか、それとも効率を重視して講座を活用すべきか、その判断基準が明確になるとおもいます!

それでは、さっそくおはなししていきますね!


土地家屋調査士は独学で合格できる?結論と難易度の実態

結論からズバリいいます。

土地家屋調査士の独学合格は、「不可能ではないけれど、極めて険しい道のり」です!

「そんなに厳しいんですか?」とおもうかもしれませんが、客観的なデータを見るとその難易度の高さがよくわかります。

  • 合格率:例年9〜10%前後(10人に1人しか受からない!)
  • 初回合格率:わずか12%(大半が複数回受験!)
  • 受験回数:約3人に1人が「5回以上」受験している

出典:東京法経学院の合格者調査

つまり、独学で一発合格を狙うのは、まさにレアキャラ中のレアキャラになるくらいの覚悟が必要だということですね。

なぜこれほどまでに難しいのか。

それは、この試験が「法律の暗記」だけでなく、「複雑な数学の計算」や「ミリ単位の正確な作図」を同時にこなさなければならないからなんです。

ハウスメーカーで設計の仕事をしているわたしから見ても、あの限られた試験時間の中で正確な図面を書き上げるのは、まさに職人技だと感じています。

だからこそ、独学でその技術を身につけるには、自分自身を律する強い精神力が必要になります。

でも、「可能性が低いことを成し遂げれば、一生モノの最強の武器になるしかっちょいい!」っておもうその気持ち、めちゃくちゃ分かります!

なぜなら、わたしが一級建築士を一発合格したのも、そんなヨコシマな想いが突き動かしてくれたおかげもあるからですww
(後で知ったのですが、会社の先輩で『学科に法令集を持ち込まない。製図はぜんぶフリーハンドで描いて合格した』って変態がいて「負けた・・・」と思いましたけどねww)


独学に必要な勉強時間は?午前・午後の部で異なる時間配分

では、独学で合格を勝ち取るためには、トータルで何時間くらいの勉強が必要なのでしょうか?

アガルートのコラム(独学の勉強時間)などのデータに基づくと、以下のような目安になります。

  • 午前の部(測量・作図):約200時間
  • 午後の部(法規・記述式):約1000時間

合計で「1,200時間」というのが、独学者の一般的なスタートラインになります。

「1,200時間・・・!?」と、数字を見ただけで気が遠くなりそうですよねww

ただ、「午前の部の免除制度」が利用できれば、勉強時間を200時間カットできるだけでなく、試験当日の体力温存にも繋がります。

以下の資格を持っている人は、午前の部が「免除」になります。

  • 測量士 / 測量士補
  • 一級建築士 / 二級建築士

もし免除資格を持っていないなら、まずは測量士補をサクッと取ってから調査士に挑むのが、もっとも「コスパの良い戦略」だといえます。

測量士補を取るなら、別記事で紹介していますが「アガルートの測量士(補)講座」がなかなか評判が良くておすすめです。

わたし自身も建築士の資格を持っていますが、もしこの免除がなかったらと思うとゾッとします・・・。

自分の持っている持ち駒を最大限に活かして、有利なポジションから戦い始めるのが、賢い大人の資格取得術です!


1日・1週間あたりの勉強時間はどれくらい必要?

「1200時間」と言われてもピンときませんよね。

スキルアップ研究所のコラムなどを参考に、仕事と両立しながら独学で挑む場合の、現実的なモデルケースを計算してみましょう!

【モデルケース:週16時間の学習】

  • 平日:毎日2時間 × 5日 = 10時間(出勤前や仕事終わりのカフェなど)
  • 休日:3時間 × 2日 = 6時間(図書館や自宅で集中!)
  • 合計:週16時間(月64時間)

このペースで学習を進めた場合、目標の1000時間(午後のみ)に到達するまで、どれくらいの期間がかかるとおもいますか?

「1000時間 ÷ 16時間/週 = 約62.5週間 ≒ 約1年3ヶ月」

つまり、週16時間という「それなりにハードな生活」を1年以上続けて、ようやく合格ラインが見えてくるという計算になります。

もし残業が多くて平日に時間が取れないなら、さらに期間は延びてしまいますよね。

ハウスメーカー勤務のわたしも経験がありますが、急な打ち合わせや現場トラブルで勉強時間が削られることはよくあります・・・。

だからこそ、独学で挑むなら、この長期戦を戦い抜くためのスケジュール管理と、何よりモチベーションの維持が、合否を分ける最大のポイントになります!


独学の合格までの期間はどれくらい?平均データで見る現実

「独学で半年で受かった!」というネット上の華やかな声を目にすることもあるかもしれません。

でも、それをそのまま鵜呑みにしてはいけませんよ!

東京法経学院の調査データによると、合格者の現実的な学習期間は以下のようになっています。

  • 1年半以上を要した人:約50%
  • 2年以上を要した人:約33%(3分の1)

短期合格者は本当にごく一部の少数派なんです。

独学の場合、わからないところを質問できる先生がいません。

一つの難しい判例や、複雑な計算式でつまずいたとき、それを自分一人の力で解決するのに3日、1週間と時間が溶けていく・・・。

これが独学者の「あるある」であり、期間が長期化する最大の要因です。

いっぽうで、この長いトンネルを自分の足で歩き抜く経験は、実務に出たあとの「調査力」や「粘り強さ」としてあなたの「市場価値」を高めてくれることは間違いありません。

「時間はかかってもいいから、自分の力で安く合格して、自信をつけたい!」という強い意志があるかどうかが、独学を選んで良いかの判断基準になりますね。


独学合格のロードマップ例〜初学者向け年間スケジュール

独学で突き進むと決めた人のために、1年〜1年半を想定した3段階のロードマップを考えてみました!

  1. ①基礎知識のインプット期(3〜6ヶ月)
    まずは民法、不動産登記法の全体像を把握します。
    テキストを3周は読み込み、専門用語を「自分なりに噛み砕いて」理解していきます。
    「耳慣れない言葉をいかに自分の言葉にするか」が、この時期の最大のポイントです!
  2. ②過去問演習期(6〜9ヶ月)
    択一式の過去問を何度も回します。
    基準点割れ(足切り)を防ぐために、正答率90%以上を目指して徹底的に解き込みます。
    間違えた問題には付箋を貼り、「自分の弱点を可視化」するのがポイントです。
  3. ③記述式(書式)対策期(直前3ヶ月)
    独学者の最大の山場です。
    実際に関数電卓を叩き、定規とコンパスを使って図面作成のトレーニングを毎日行います。

記述式(書式)対策はいつから始めるべき?

記述式対策は、択一の基礎が固まったらすぐにでも始めるべきです!

なぜなら、配点比重が大きい記述式こそが、独学者がつまずきやすい「最大の壁」だからなんです。

土地家屋調査士法人による合格体験記には、「完全独学で7回受験して合格した」という、まさに血の滲むような実例もあります。

その方は、図面の書き方や計算のコツを一人で試行錯誤しながら身につけるのに、数年という膨大な時間を費やしたそうです。

独学の場合、自分の描いた図面の線一本、文字一つが「本当に法務局で受理されるレベルなのか」をチェックしてくれる人がいないのが一番の辛いところ。

記述式対策に関しては、市販の参考書だけでなく、最近ではYouTubeの解説動画や合格者のブログなども非常に充実しています。

そういった無料のツールもフル活用して、リアルな解答手順を学ぶ姿勢が必要になります。

わたしは二級建築士は独学で一発で取りましたが、そのときはまだYouTubeやSNSみたいな便利ツールが無かったので、テレビで役立ちそうな番組を見まくったり、分からないことは分かりそうな人を探して聞きまくったりしていたので、いまの人はめちゃくちゃ羨ましいですww

「自分だけの殻に閉じこもらない」ことが、独学成功の秘訣ですよ!


独学と通信講座、どちらを選ぶべき?判断基準を整理

「結局、独学と通信講座どっちがいいの?」とおもう人も多いとおもいます。

一級建築士は資格学校で、二級建築士は独学でそれぞれ一発合格してきたわたしの視点で、土地家屋調査士試験という難関試験に当てはめて公平に整理してみました!

項目独学通信講座
(東京法経学院・アガルート等)
費用圧倒的に安い(数万円〜)数十万円〜(将来への投資)
学習効率自分で調べる時間が長いカリキュラム通りで迷わない
記述対策最大の弱点(自己採点のみ)プロの添削で正確に身につく
期間2年以上を覚悟する長期戦短期合格(1年以内)を狙える
向いている人意志が強く、調査好きな人忙しく、時間を買いたい人

独学のメリットは、なんといっても費用の安さです。

いっぽうで、記述式の添削が受けられなかったり、最新の法改正情報を自分で取りに行く手間がかかったりと、「時間のロス」が大きいという側面があります。

二級建築士を独学で挑戦したときも、製図試験対策で同じような苦労がありました。
そのときは運よく同じ会社に二級建築士の製図を趣味で教えてくれる先輩がいたのでむちゃくちゃ助かりました。
あの先輩がいなかったら一発合格はたぶん無理だったとおもいます・・・

もしあなたが「お金よりも、合格までの時間を1年でも短縮して、早く現場に出て稼げるようになりたい!」とおもうなら、専門の講座を活用して「時間を買う」のも大切な戦略です!

「時間はお金では買えない」とはよく言うけれど、資格取得に関して言えば「時間はお金で買える」と言えます。
一級建築士のときに資格学校を利用したとき、わたしはそう感じました。

土地家屋調査士の講座であれば、東京法経学院アガルート、この2つが実績も受講生からの評判も良くておすすめです。


まとめ:独学合格は可能だが計画性が合否を分ける

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

土地家屋調査士の独学合格は、たしかに可能です。

しかし、1000〜1200時間という膨大な学習時間と、平均2年という長期戦を戦い抜くための、緻密な計画性と「絶対に諦めない心」が、合否を分けることになります。

独学という険しい道を選ぶにせよ、講座という特急券を使うにせよ、一番大切なのは「今日、一歩踏み出すこと」です。

新しいことにチャレンジして得た知識はいつか必ず役に立つ日がくるので、楽しみながら学んでいきましょう!

応援しています!

頑張ってください!

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