こんにちは!
リーマン建築士の「たけし」です!
今日のテーマは
土地家屋調査士の
おすすめテキスト・過去問集

独学で挑戦したいけど、どの本を買えば失敗しない?

本屋に行っても土地家屋調査士のコーナーが小さすぎて、何を選べばいいかわかんない・・・
そんな悩みをかかえている人も多いとおもいます。
いわゆる「マイナー資格」と言われる土地家屋調査士は、宅建や行政書士のように本屋に行けば山ほどテキストがあるわけではありません。
だからこそ、最初の教材選びで間違えると、合格までに何年も遠回りしてしまうリスクがあります。
今日は、「土地家屋調査士のおすすめテキスト・過去問集」について、実戦的な視点で深掘りしておはなししていきます!
わたしも一級建築士以外は独学で取得してきましたが、難関試験を突破するためには、自分の学習スタイルに合った教材を手にすることが、合格への一番の近道だと確信しています。
この記事を読み終える頃には、あなたがどの教材をそろえれば最短ルートで周りと差別化し、合格を勝ち取れるのか、その答えが見えてくるはずです!
それでは、さっそくおはなししていきますね!
土地家屋調査士のテキスト・教材選びで押さえるべき前提

まず、土地家屋調査士の教材探しを始める前に、絶対に知っておいてほしいことがあります。
それは、「市販教材の選択肢が極端に少ない」ということですww
アガルートのコラムや各比較メディアでも言及されていますが、現在、市販で手に入る本格的な教材は、以下の4社が中心です。
「え、これだけ?」とおもうかもしれませんww
メジャー資格のように何十種類も出版されていないからこそ、この限られた選択肢の中から、自分にとって最高にマッチした組み合わせを選ぶ必要があります。
そして、もう一つ重要なのが「理論・計算・作図」の3分野を網羅する教材一式が必要という点です。
土地家屋調査士試験は、法律の知識(理論)だけでは100%受かりません。
関数電卓を叩く「計算技術」と、定規を操る「作図技術」がセットになって、初めて合格圏内に食い込めます。
「法律の本だけ買って勉強を始める」のは、設計図のないまま家を建てるようなものです。
まずはこの3分野の教材をしっかり揃えるところからスタートしましょう!
土地家屋調査士のおすすめ基本テキスト

土地家屋調査士の市販テキストは、じつは選択肢がそれほど多くありません。
だからこそ、それぞれの特徴を理解して、自分にとって使いやすいものを選ぶことが、ほかの受験生との差別化に繋がります!
基本テキスト選びで悩む人に向けて、まずはおすすめの基本テキストを4つ紹介します。
| 出版予備校名 | 書籍名 | 特徴 | 注目ポイント |
|---|---|---|---|
| 早稲田法科専門学院(早研) | 土地家屋調査士受験100講[理論編・理論編(民法)・書式編] | 不動産登記法・調査士法・民法から記述式(書式)の考え方まで、理論分野をひと通りカバーする全3冊シリーズ | 受験生のバイブルと呼ばれるほど独学者からの支持が厚い、基本テキストの本命シリーズ |
| 中央経済社 | ここからはじめる土地家屋調査士速習テキスト | 試験の概要・択一の攻略法・記述式の攻略法・関数電卓の使い方までをサラッと解説する入門テキスト | 法学書院の名著『短期合格必勝法(午後の部)』を改訂・改題した1冊で、100講がいきなり難しく感じた場合の入門書としても使いやすい |
| 東京法経学院 | 土地家屋調査士六法 | 法令編・不動産登記法及び先例判例等・重要先例集・資料編の4部構成 | 横2段組・大きな活字でテキスト感覚で読めるため、六法特有の読みにくさが軽減されている |
| 東京法経学院 | 土地家屋調査士 記述式合格演習テキストⅠ・Ⅱ【六訂版】 | Ⅰ(土地編)29事例、Ⅱ(建物編20事例・区分建物編20事例)の全40事例を収録 | 記述式の解き方の型を基礎から応用まで身につけられる、理論と実践をつなぐ1冊 |
基本テキストの土台作りとして王道なのは、早稲田法科専門学院の『受験100講』シリーズで不動産登記法・調査士法・民法の骨格と記述式の考え方をひと通り押さえるルートです。
ただし、
100講はやや専門的で読みごたえがあるため、「いきなり100講はハードルが高い」と感じたら、まず中央経済社の『ここからはじめる土地家屋調査士速習テキスト』で試験の全体像と攻略法をサラッと把握してから100講に戻ると、理解がスムーズになります。
理論の土台ができてきたら、東京法経学院の『土地家屋調査士六法』で条文・先例をいつでも確認できる環境を整え、同じく東京法経学院の『記述式合格演習テキストⅠ・Ⅱ』で基礎から応用まで記述式の解き方を演習していく、という流れがおすすめです。
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あわせて「関数電卓の専用参考書」も持っておくと安心
さらに、基礎固めに欠かせないのが「関数電卓の専用参考書」です。
土地家屋調査士試験では、座標計算や面積計算に関数電卓を使用しますが、操作に慣れていないと本番で計算ミスや時間切れを招いてしまいます。
基本テキストと並行して、関数電卓の操作方法に特化した参考書で基礎を固めておくことが、後の得点力に直結します。
ここでは、おすすめの専用参考書を3つ紹介します。
| 出版予備校名 | 書籍名 | 特徴(対応メーカー・機種) | 注目ポイント |
|---|---|---|---|
| 中山祐介 著 | 複素数で解く!関数電卓による測量計算 | CASIO「fx-JP500」を中心に解説(カシオ・キヤノン等の他機種にも読み替えて応用可能)。 複素数モードのセットアップからオリジナル練習問題まで収録 | Kindle電子書籍。Kindle Unlimited会員なら無料で読めるため、コストをかけずに複素数計算の基本を試せる |
| 日建学院 | 土地家屋調査士試験 関数電卓必勝活用術 | CASIO「fx-JP900」に対応。 試験で解答するために必要な最低限の操作方法を最短習得できる構成 | 操作手順の解説は丁寧だが、複素数計算そのものの解説は含まれていない点に注意 |
| 遠藤雅守 著 | 土地家屋調査士試験のための関数電卓パーフェクトガイド | CASIO「fx-JP500」に対応。 関数電卓の初期設定から本試験問題を解く際の使い方まで、三角関数の解説も含めて丁寧に解説 | 電卓の基礎を1冊で網羅的に学びたい方向け |
関数電卓対策の入り口としては、まず日建学院や遠藤雅守氏の参考書で電卓そのものの基本操作(初期設定・三角関数の使い方など)を身につけるのがおすすめです。
そのうえで、
計算スピードを一段階引き上げたい方は、土地家屋調査士試験を全国1位の成績で合格した実績のある中山祐介氏の『複素数で解く!関数電卓による測量計算』で複素数計算を学ぶと、記述式の計算問題を効率よく処理できるようになります。
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基本操作の習得と複素数計算の習得は目的が異なるため、必要に応じて2冊を使い分けるのも良い方法です。
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専用参考書に対応した「電卓」はこちら
関数電卓の専用参考書で紹介した書籍に対応する電卓(「fx-JP500」「fx-JP900」)の特徴を表にまとめました。
| メーカー・機種 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| CASIO fx-JP500CW (旧fx-JP500の後継機) | 東京法経学院、LEC、アガルートなど多くの予備校講座で採用されている定番機種で、高精細な日本語表示と直感的な操作性が特徴。 旧fx-JP500は生産終了済みですが、機能面はfx-JP500CWでほぼ引き継がれています。 | 初めて関数電卓を使う人、予備校講座のテキスト・動画に沿って学習したい人(対応教材・解説動画が最も豊富) |
| CASIO fx-JP900 | fx-JP500CWの上位機種で、関数・機能が700以上とfx-JP500系より多く搭載されています。 | 金額に余裕があり、キー入力の反応の良さや余裕のある機能を重視したい人。 土地家屋調査士試験の範囲では機能面はfx-JP500系で十分ですが、価格差以外に大きな不満点は少ないため上位機種を選ぶ人も多いです。 |
初めて関数電卓を選ぶ人は、まずCASIO fx-JP500CWを選んでおくのが最も無難です。
予備校各社(東京法経学院・LEC・アガルートなど)の講座やテキストがこの系統の操作方法を前提に解説していることが多く、独学でも情報量に困りません。
より上位機種で余裕を持ちたい人は、価格差はありますがfx-JP900も選択肢です。
土地家屋調査士試験の範囲だけで見れば機能差はほぼ体感できませんが、キー反応の良さなど使用感の面で好む人もいます。
択一式のおすすめ過去問集を比較

基本テキストで知識をインプットしたら、次は択一式の過去問演習に取り組む段階です。
じつは過去問集選びこそ、学習戦略(1年で受かるか、じっくりやるか)が最も現れるポイントなんです。
ここで悩みやすいのが、過去問集は出版社によって収録されている年数が大きく異なるという点です。
収録年数で選ぶならどれがおすすめ?
過去問集選びのポイントは、自分が何年目の受験なのかによって最適な収録年数が変わることです。
ここでは、択一式の過去問集を3つ比較します。
| 出版予備校名 | 書籍名 | 特徴 | 注目ポイント |
|---|---|---|---|
| LEC東京リーガルマインド | 土地家屋調査士分野別 択一過去問題集 | 過去10年分の本試験問題を分野別に編集し、専任講師による詳細な解説を掲載 | 問題と解説を表裏1項にまとめており、素早く知識を確認できる構成 |
| 東京法経学院 | 土地家屋調査士 択一過去問マスターⅠ・Ⅱ | 平成元年度から直近年度までの過去問を分野別に収録した圧倒的なボリューム | 収録年数は35年分以上と群を抜くが、分量が多い分こなすには時間がかかる |
| 日建学院 | 土地家屋調査士 択一式過去問 | 過去8年分の過去問を項目別に分類し、読みやすく解説 | コンパクトな分量で取り組みやすいが、単独での演習量としてはやや手薄 |
初めて過去問に取り組む方には、まずLECの『分野別択一過去問題集』がおすすめです。
過去10年分というボリュームは、初学者が知識の抜け漏れをチェックするのにちょうど良く、解説の丁寧さにも定評があります。
すでに1年以上学習している方や、演習量をとにかく増やしたい方は、東京法経学院の『択一過去問マスターⅠ・Ⅱ』で古い年度の問題まで幅広くこなすと、出題パターンへの対応力がさらに高まるでしょう。
日建学院の過去問集は、他の教材のスキマ時間の補助教材として活用するのに向いています。
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※ほんと余談ですが、LECの検索ページってなんであんなに探しにくくできてるんでしょうねww
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記述式(書式・作図)のおすすめ問題集を比較

土地家屋調査士試験のメインディッシュ、そして最大の足切りポイントが「記述式(書式・作図)」です。
択一式は知識の暗記で対応できる部分がおおい一方、記述式は計算・図面作成・記載事項の整合性まで一連の流れで正確に仕上げる必要があるため、ここでしっかり得点できるかが合否の分かれ目になりやすいです。
独学者が最もつまずきやすいのもこの分野です。
記述式対策の定番教材は?
おすすめの記述式問題集を3つ紹介します。
| 出版予備校名 | 書籍名 | 特徴 | 注目ポイント |
|---|---|---|---|
| 東京法経学院 | 土地家屋調査士 記述式合格演習テキストⅠ・Ⅱ【六訂版】 | Ⅰ(土地編)29事例、Ⅱ(建物編20事例・区分建物編20事例)の全40事例を収録 | 基礎から応用まで段階的に演習でき、記述式対策の軸となる1冊として定番 |
| LEC東京リーガルマインド | 土地家屋調査士分野別 記述過去問題集(土地・建物) | 過去10年分の記述問題を分野別に編集し、詳細な解説を掲載 | 近年長文化・難化傾向にある記述式の新傾向問題にも対応しやすい構成 |
| 日建学院 | 土地家屋調査士 記述式過去問 | 過去8年分の書式問題を収録し、各問題末尾にコラムを掲載 | 問題演習に加えてプラスαの知識も得られる読み物としての側面もある |
記述式対策としてまず取り組みたいのが、東京法経学院の『記述式合格演習テキストⅠ・Ⅱ』です。
タイトルは「テキスト」となっていますが、実質的には基礎から応用まで幅広い事例を演習できる問題集であり、記述式の解き方の型を身につける最初の1冊として最適です。
ここで基礎を固めたら、LECの『分野別書式過去問題集』で過去10年分の本試験レベルの問題演習に進み、実戦力を養いましょう。
日建学院の『記述式過去問』は、収録年数はやや少なめですが、コラムによる補足知識も魅力なので、他の2冊と組み合わせるサブ教材として活用するのがおすすめです。
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※ほんと探しづらい・・・
いきなり過去問は危険?基礎固めの順序
ここで、独学で一発合格した猛者たちの体験記から学べる、大切なポイントがあります。
それは、「いきなり記述式の過去問に手を出さない」ということです!
記述式の過去問は、複数の論点が絡み合っていて、初見ではまず解けません。
「解けない→やる気なくなる→挫折」という負のループを避けるために、まずは過去問よりも易しい基礎問題が収録されたテキスト(記述式合格演習テキストの基本例題など)から始めましょう。
土台を作ってから過去問に進む。この「急がば回れ」の精神が、結果的に最短で合格を掴むためのコツでもあります!
作図だけ「単科講座」を利用するという選択肢
独学で挑む人が必ず直面する最大の壁。
それが作図(製図)です。
「本だけでは無理だ!」と感じたときに、ぜひ検討してほしいのがアガルートの単科講座「定規の使い方講座」です。
アガルートの単科講座「定規の使い方講座」の特徴がこちら。
| 予備校 | 講座名 | 特徴 | 注目ポイント |
|---|---|---|---|
| アガルート | 定規の使い方講座(単科講座) | プロの手の動きを動画で学べる。複素数計算との連動も強い。 | 「百聞は一見に如かず」です! 動画で真似するのが、最短で習得するコツです! |
これ、独学一発合格者のブログなどでも「救世主」として紹介されてたりしますww
単科講座を利用するメリットは次の3つです。
一級建築士の試験でもそうですが、製図は「知識」よりも短時間で精度の高い図面を描く「技術」が問われます。
市販のテキストをいくら読んでも、「定規をどう動かすのか」「どのタイミングでコンパスを置くのか」という『手の動き』は、なかなか理解できません。
「苦手な作図だけ、ピンポイントでプロの技を盗む」これこそが、賢いタイパ術だとおもいます!
作図をどう乗り越えるかが合格できるかどうかの分岐点にもなるので、活用を検討してみてください!
無料でテキストを試す方法はある?

「そうは言っても、高い本をいきなり買うのは勇気がいるなぁ・・・」 その気持ち、痛いほどよくわかります。
そんなあなたに試してほしいのがアガルートの無料体験です!
無料体験では、サンプル講義を体験できるだけでなく、テキストのサンプルをダウンロードすることもできます。
実際の中身を見て、「これなら自分でも続けられそうか」をこれで確認してみるといいでしょう。
教材の相性を確かめる手段として、これほどリスクのない方法はありません!
市販教材と通信講座、どちらで対策すべきか

ここまでおすすめの市販教材を紹介してきましたが、独学で取得した経験も学校に通った経験もある私として、あえて厳しい現実もお話ししておきますね。
市販教材のみでの独学合格は、確かに可能です。
しかし、合格率8%〜10%という極めて狭き門に独学で挑戦するのはかなりリスキーなことでもあります。
独学のデメリットは以下の通りです。
「自分の立ち位置を客観視し、試験勉強だけに集中したい」とおもうなら、最初から添削や作図指導が含まれた通信講座を選ぶのも、トータルで見ればコスパの良い選択かもしれません。
「まずは市販教材で基礎を。不安なら講座を。」 あなたの今の状況と、合格までの期限を考えて、悔いのない選択をしてほしいとおもいます!
ここまで見てきて「やっぱり講座を受講して挑戦しようかな?」とおもった人は、別記事の「土地家屋調査士のおすすめ通信講座・予備校比較」もあわせて読んでみてください。
まとめ: 分野別に必要な教材を揃えることが合格への近道

最後までお読みいただき、ありがとうございます!
土地家屋調査士試験は、「理論・択一・記述式・作図」の4分野で教材が分散しがちです。
だからこそ、最初に全体像を把握し、計画的に教材をそろえることが、合格への最初の大きな一歩になります。
- 基本テキストで全体像を掴み、電卓操作をマスターする。
- 択一過去問で「10年分」を徹底的に完璧にする。
- 記述式テキストで申請書の基礎を固め、添削代わりの動画も活用する。
- 作図は「手の動き」を意識して、必要なら単科講座で技術を補う。
このステップを一つずつ踏んでいけば、合格率10%の壁は必ず越えられます。
独学での勉強法については、別記事の「土地家屋調査士に独学で合格できる?必要な勉強時間とロードマップ」で詳しく解説していますので参考にしてみてください。
応援しています!
頑張ってください!

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