こんにちは!
リーマン建築士の「たけし」です!
H29年度に学科・製図ともに一発合格したわたしが「やってよかった」ということを紹介していきます。
今日のテーマは
製図の法規! 製図で使う「建築面積の算定方法」をざっくり解説
製図試験の中で、
建築面積の算定方法にちょっと自信がない
庇やピロティの算定方法が、いまいち曖昧なまま
という方もいるのではないでしょうか?
そこで今日は、やってよかったことではないですが、
製図で使う「建築面積の算定方法」についてお話ししていきたいと思います。
受験される方の多くが「RC造」で描かれると思いますので、「RC造」を例にしてお話ししていきます。
また、製図試験はスピード勝負なので、
余計なことは抜きにして、
- 基本の面積算定は、柱芯?壁芯?
- ”ピロティ”のときの算定方法は?
- ”柱付きのポーチ”のときの算定方法は?
- ”庇やバルコニー”のときの算定方法は?
の4つについて、ざっくり解説していきます!
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基本の面積算定は、柱芯?壁芯?
まず大枠となる建築面積の算定方法は、
「壁芯(外壁芯)で算定する」が基本になります!
下の図の「水色マーカー部分」が建築面積に算入される部分です↓
ちなみに、建物の内部の「要求室等」の面積算定も「壁芯」で算定します
なので、
”柱芯”と”壁芯(外壁芯)”をずらしてしまうと、面積算定で余計な悩みを抱えてしまいます。
下の図で示すように、”柱芯”と”壁芯(外壁芯)”は基本的に同じラインに描く方が良いです!
”ピロティ”のときの算定方法は?
”ピロティ”の部分は、「建築面積」には必ず算入されます!
「床面積」へ算入するかどうかは、課題文次第です。
勘違いしないように、注意しましょう!!
下の図を参考にしていただければと思います!(こんな建物ねーよ、というツッコミは受け付けませんww)
下の図の「水色マーカー部分」が建築面積に算入される部分です↓
上階の”壁芯”で囲まれた面積が、「建築面積」に算入されます!
ちなみに、
柱が無いピロティでも同じです!(「建築面積」に算入されます!)
”柱付きのポーチ”のときの算定方法は?
”柱付きのポーチ”は、「建築面積」に算入されます!
”柱付きのポーチ”ってどんなの?というとこんなのです↓
ただ、
”柱付きのポーチ”の場合、算定方法が”柱芯”になるので注意しましょう!
それでも、
柱芯と壁芯を同じにしていれば、迷うことはないです!
”庇やバルコニー”のときの算定方法は?
”庇やバルコニー”は、先端までの距離によって算入する面積が変わります!!
”庇やバルコニー”ってどんなの?というとこんなのです↓
”庇やバルコニー”は、「先端から1m以内の部分は、建築面積に算入されない」です!
逆に、「先端から1mを超える部分は、建築面積に算入される」ようになります!
ちなみに、
庇やバルコニーそのものが、「先端までの距離が1m以内であれば、建築面積には算入されない」です!
ちょっとした雨よけ(管理者出入口の庇など)や、
プライバシー確保用のバルコニーなんかは、
先端まで1m以内にして、建築面積に含めないようにすると良いと思います!
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