こんにちは!
リーマン建築士の「たけし」です!
今日のテーマは
【宅地建物取引士】
受験申込方法・試験内容・合格後の手続きについて分かりやすく解説!
宅建士ってどんな試験?
申込から合格後までざっくり知りたい!
そんな疑問にお応えしていきたいと思います!
この記事を読んで宅地建物取引士のことをざっくり掴んでいただけたら嬉しいです!
受験申込方法
まずは受験申込方法についてお話ししていきます!
受験資格
受験資格はありません!
学歴や年齢に関係なく、誰でも受験することができます!
20代未満でも5,000人ほどが受験していたりします!
学生のうちからチャレンジできる国家資格ってなかなか珍しいですね!
受験申込書の配布
受験申込書の配布は、例年7月1日~31日です!
配布場所は、各都道府県の宅建業協会や全国の書店です!
受験申込書は、無料でもらえます!
受験申込
受験の申込方法は、2パターンあります!
- 書類申込
- インターネット申込
書類申込
受験申込期間は、申込書配布期間と同じ 7月1日~31日です!
申込書配布期間と同じなので、早めに申込書を手に入れておきましょう!
提出先は、住民票のある都道府県の宅建業協会です!
提出方法は、郵送です!
- 受付期間:7月1日~31日
- 提出先:住民票のある都道府県の宅建業協会
- 提出方法:郵送
インターネット申込
受験申込は、インターネットでもできます!
インターネットでの申込期間は、例年7月1日~中旬です!
インターネットの場合、書類申込より早めに締め切りになるので注意です!
- 受付期間:7月1日~中旬
※書類申込より早めに締切になるので注意!
受験料
受験手数料は、7,000円です!
試験会場
試験会場は、基本的に住民票のある都道府県の試験会場になります!
インターネットによる申込だけは、試験会場の選択が可能になります!
(ただし先着順)
書類申込:試験会場の選択はできない
(住民票のある都道府県の試験会場になる)
インターネット申込:試験会場の選択が可能
宅建試験の内容
宅建試験の内容についてお話ししていきます!
出題数
宅建試験は毎年、4分野から出題されます!
合計の出題数は、50問です!
各分野と出題数の内訳はこちらです!
分野 | 出題数 |
---|---|
権利関係 | 14問 |
宅建業法 | 20問 |
法令上の制限 (建築基準法など) | 8問 |
税金・その他 | 8問 |
回答形式
回答形式は、4肢択一のマークシートです!
各設問ごとに、4つの選択肢の中から正解の1つをマークシートに塗りうぶして回答していきます!
記述式ではないので一言一句正確に覚えておく必要はなく、それよりも、それぞれの関係性であったり用語の理解が重要になってきます!
試験日
宅建試験は、年1回です!
試験日は、例年10月の第3日曜日です!
ちなみにこの10月の第3日曜日は、一級施工管理技士や土地家屋調査士などほかの資格試験日とダブっていることが多いので、ほかの資格を併願して受けようとしている人は注意が必要です!
ただし、現在のようにコロナの影響で試験日が変更になる場合もあるので、受験するときには試験元のホームページをチェックしておきましょう!
試験時間
試験時間は、2時間です!
例年13:00~15:00で試験がおこなわれます!
全50問を2時間で解くので、1問あたり2分24秒です!
最後の見直しの時間を考えると、1問2分以内に解くことが目標です!
合格基準点と合格率
直近5年間の合格基準点と合格率は、下の表のように推移しています!
試験年度 | 合格基準点 | 合格率 |
---|---|---|
令和3年度(10月) | 34点 | 17.9% |
令和2年度(12月) | 36点 | 13.1% |
令和2年度(10月) | 38点 | 17.6% |
令和元年度 | 35点 | 17.0% |
平成30年度 | 37点 | 15.6% |
平成29年度 | 35点 | 15.6% |
この推移から下のようなことが分かります!
過去の合格基準点を見ていても、38点が最高点です!
ですから、
38点以上を目標にすると良いでしょう!
合格発表
合格発表は、例年12月初旬になります!
合格後の手続き
宅建士として働くには、合格通知を受け取った後に登録手続きをして、宅建士証の交付を受ける必要があります!
登録には、次のどちらかの要件を満たす必要があります!
- 宅建取引の実務経験が2年以上
- 登録実務講習を受講
このいずれかを満たすこと
登録要件が満たされたら、下記のものを用意して都道府県知事へ申請します!
- 必要書類
- 登録手数料
申請後、宅建士証の交付を受けてようやく宅建士として業務が行えるようになります!
交付後5年ごとに更新
宅建士証の有効期限は5年間です!
5年に1度更新手続きが必要になります!
更新には、法定講習の受講が必要です!
法定講習は、更新前の6ヵ月以内におこなわれます!
- 「5年に1度」更新手続きが必要
- 更新前の6ヵ月以内に行われる「法定講習」を受講する
つまり、
宅建士証の交付後から4年6ヵ月~5年以内に法定講習を受講して、更新手続きが必要になります!
更新手続きは、宅建業者に宅建士として従事している場合に必要になります。
もし、
宅建業とはまったく関係ない会社で働いているなど、宅建士として業務を行ってない場合は、更新をしなくてもいいです。
ただし、再び宅建士として就業するのであれば、そのときに再度宅建士証の交付が必要です。
まとめ
今日は「宅地建物取引士」の受験資格や申込方法といった試験内容について解説してきました!
受験資格はこちらです!
申込時期はこちらです!
受験料はこちらです!
出題内容はこちらです!
合格基準点・合格率はこちらです!
試験日・試験会場はこちらです!
合格発表・合格後の手続きはこちらです!
このブログでは「おすすめの勉強法」を書いた記事があります!
宅建試験をこれから挑戦される人に向けて書いていますので是非読んでみてください!
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