こんにちは!
リーマン建築士の「たけし」です!
H29年度に学科・製図ともに一発合格したわたしが「やってよかった」ということを紹介していきます。
今日のテーマは
使えそうな要点記述ワード(構造編 後編)
今日は、以前書いた記事「製図の「要点記述」を書きやすくするコツ」の続編記事を書いていこうと思います!
要点記述の問題で、
何か使いまわしできそうな記述はないかな
書くときのヒントになるような言葉はないかな
そんなふうに考えている方も多いのではないでしょうか?
そんな方のために、
「使えそうな要点記述ワード」についてお話ししていきたいと思います。
要点記述は毎年、下のような構成で出題されています↓
- 「建築計画」に関する記述
- 「パッシブデザイン」に関する記述
- 「構造計画」に関する記述
- 「設備計画」に関する記述
そこで今日は、上の4つのうち
- 構造計画
について「使えそうな要点記述ワード」を今日もパートごとに紹介していきます!
このブログを読んだ感想をコメント欄で是非おしえてください!
皆さんとともにこのブログをつくりあげていきたいです!
構造計画
「構造計画」は、全体構造のことから部位まで様々なパートで問われます!
それに対応できるように各パートごとに紹介していきます!
各パート内の言葉は、入れ替えても成り立ちます!
”設問”や”解答欄の行数”に合わせて「組み合わせる」ように記述していけば答えやすくなります!
ちなみに一番汎用性のある「RC造」として書いていきます!
スラブ
- スラブは、4辺固定スラブとし、荷重を安全に伝達できるように配慮した
- スラブは、小梁配置スパンを適切に計画した4辺固定スラブとすることで、たわみや振動を抑制し、居住性を損なわないように配慮した
- 小梁は、スラブの短辺長さが○m以内となるように設け、スラブに過度な負担がかからないよう配慮した
吹抜・長スパン
- 吹抜周囲のスラブは、4辺固定スラブとすることで、荷重を安全に伝達できるように配慮した
- 吹抜空間を構成するスパンは○mとし、梁せいをサイズアップすることで、部材の安全性に配慮した
- ○mの長スパンとなる部分には、プレストレストコンクリート梁を採用した
- プレストレストコンクリート梁を採用することで、長スパンのたわみやひび割れを抑制できるよう配慮した
- ○mの長スパンとなる部分の柱は、○○○mmx○○○mmにサイズアップし、長スパンの梁の応力に対応できるよう配慮した
勾配屋根
- 勾配屋根は、南北に下る切妻形状として計画した
- 勾配屋根の架構は、スパンの中心を棟部とし、対称形のラーメン架構とすることで、柱・梁の応力負担のバランスが均一になるように配慮した
- 勾配屋根の架構は、山形ラーメン架構を採用し、直交方向に小梁を配置することで、水平剛性を高めるよう配慮した
- 勾配屋根の傾斜スラブは、4辺固定スラブとすることで、安全に支持できるように計画した
吊り天井
- 吊り天井の吊り材および斜め材は、上部の屋根スラブに緊結する計画とした
- 吊り天井の斜め材は、V字形状を1組とし、平面的にバランスよく計画した
- 吊り天井は、壁と天井の取り合い部分にクリアランスを設け、地震時の衝突による破損防止に配慮した
「構造計画」のまとめ
ここまで「構造計画」に使えそうな要点記述ワードについてお話ししてきました。
「構造計画」は、
- 構造種別
- 架構形式
- スパン割り
- 耐震計画
- 部材断面(柱)
- 部材断面(梁)
- 部材断面(スラブ)
- 基礎(基礎形式)
- 基礎(根入れ深さ)
- 基礎(基礎スラブ)
- スラブ
- 吹抜・長スパン
- 勾配屋根
- 吊り天井
について書きました
出題のされ方は例年少しずつ変化します。
わたしの書いた一例を参考に、是非皆さんのレパートリーを増やしていけるようにしていってください!!
応援してます!!
頑張ってください!!
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