こんにちは!
リーマン建築士の「たけし」です!
一級建築士を取るメリットってあるの?
一級建築士になると、具体的にどうなるの?
そんな疑問に、H29年度に学科・製図ともに一発合格した私が独自の見解でお応えしていきます!
今日のテーマは
【一級建築士という資格がもつ「5つのメリット」】
難関試験に合格して手に入れる一級建築士には、様々なメリットがあります!
わたしは一級建築士の資格に対して、
一級建築士という資格は、生き方を楽にするための「ツール」
こんなふうに思っています!
その理由は、一級建築士を持つことで次の5つのメリットが得られるからです!
合格して実感した体験談も含めてこれからお話ししていきます!
これから一級建築士を目指す人も、資格取得へ向けたモチベーションアップにつながりますので是非最後までお読みください!
【わたしのイチオシ 一級建築士講座】
一級建築士をストレート合格した経験をもとに様々な通信講座を紹介してきましたが、イチオシの一級建築士講座があります。
それが「スタディング」です!
その理由は、他と差別化できてる次の3つの特長があるからです!
重いテキストを持ち運びせずにスマホで勉強できるとこもいいですが、驚いたのはそのクオリティの高さです!
講義動画はスマホ視聴を前提に作られた資料が使われていて、さながらYouTube動画のように分かりやすいです!
過去15年分を徹底的に分析していて、頻出問題に絞ってカリキュラム構成がされているため効率よく勉強できるようになっています!
動画だけでも十分勉強できるし、スマホで解く問題集は正誤の記録も取ってくれてるので復習にもとても便利です!
激務が多い建築業界において無駄がなく効率よく勉強できるのはかなりの強みと感じてます!
最安値級の料金もかなり魅力です!
学科・製図セットでこの料金はほかを探しても見つからないとおもいます!
スタディングでは講座の一部を
無料体験することができます!
おすすめなので是非体験してみてください
「肩書」で印象が変わる
これはわたしが一級建築士になって一番感じたことですが、「一級建築士という肩書が手に入る」これこそが一級建築士になる一番のメリットだとおもいます!
一級建築士は、国内に建つどんな建物でも設計ができてしまうという、わりとすごい権限が与えられた資格です!
「一級建築士」というだけで「すごい人」のように見られるので、いままでとは違った人生の景色が見られるようになります!
今までとまったく同じことをしてても
さすが一級建築士!
なんて言われます!
言われてるこっちからすると
いままでどおりだけどなんで?
って思いますけどねww(やな奴ww)
率直に
「一級建築士になる前と後で、こうも周りの反応って変わるもんなんだな」
って思います!
一級建築士のすごさは、なってみて初めて実感するもんですねww
世間的に見るとプレミア感のある資格
ゼネコンや設計事務所で働いている人にとっては、一級建築士になってようやく一人前みたいな感覚があると思います。
しかし、
世間的な見方からすると、一級建築士と聞くだけで「建築のプロ」みたいなプレミア感満載の見方をされます!
特に身近な建築物である「住宅」になると、なぜか一級建築士のプレミア感が増します!
「一級建築士が手掛けた住宅!」
「住宅の間取りを一級建築士が解説!」
「一級建築士のご自宅公開!」
こんな番組やらコンテンツってよくありますよね!
住宅なら二級建築士でも十分設計できますし、住宅スペシャリストの二級建築士も探せばいっぱいいるように思うんですけど、
なぜか「一級建築士」というだけで世間から注目を集めやすいので不思議ですねww
でもこれって、
裏を返せば非常に強力な武器になるということです!
一級建築士がビルを設計するのは「普通」でも、住宅を設計するのは「普通じゃない」となるように、
世間の思い描く一級建築士像と違うことをすると注目を集めやすくなります!
自分の身を置く環境を変えるだけで、資格に対する希少性は高まります!
自分次第で働きやすい環境にしたり、働く環境を自分で作ることができるということです!
私はハウスメーカーに勤めていますが、建築士の待遇は他業種に比べて良いと感じています!
その点について赤裸々に語っている記事がこちら!
ほかの資格の免除要件にもこの肩書が使える!
一級建築士の資格を取得すると、ほかの資格が取りやすくなるメリットもあります!
資格試験によっては、一級建築士なら「試験の一部が免除」になります!
代表的なもので言うと『一級建築施工管理技士』『土地家屋調査士』『弁理士』が挙げられます!
それぞれ免除される試験内容は下のとおりです!
【一級建築士免除がある資格】 | 【免除される試験要件】 |
---|---|
一級建築施工管理技士 | 1次試験が免除 |
土地家屋調査士 | 筆記試験の午前の部が免除 |
弁理士 | 論文式試験(選択科目)が免除 |
「一級建築ってすごい!!」っていうイメージにプラスして「さらにこんな資格も持ってんの!!?」ってインパクトを与える足掛かりにできますww
特に土地家屋調査士や弁理士は、独占業務があったり独立しやすかったりと、今後のキャリアビジョンを広げられる狙い目の資格だと個人的におもっています!
一級建築士で取りやすくなる資格について
こちらの記事でより詳しく書いてます!
「年収アップ」を狙える
金銭的な優位性が上がるのも、一級建築士を取得するメリットになります!
建築士に対して「資格手当」がある会社なら、取得するだけで月の収入アップにつながります!
ただ、
この資格手当も「身を置く職場での希少性」によって大きく異なります!
ゼネコンや設計事務所では「資格手当が〇千円」というところもザラですが、
わたしの勤める住宅業界では「資格手当で〇万円」のようにゼネコンとは桁が違うハウスメーカーがほとんどです!
なかには「一級建築士の資格手当が5万円」という飛びつきたくなるような会社もあります!
一級建築士というだけで年収が60万円もアップするのは驚きですねww
このほかにも、
管理建築士になって管理建築士報酬をもらったり、
昇格審査で有利にはたらくことも考えられます!
将来的に上の役職を目指す際にも一級建築士の資格の有無が関係する場合もあるので、
生涯賃金に大きく影響を与えることもあります!
「転職活動」に有利
一級建築士は、関われる建築の規模や構造に制限が無く「設計」から「施工監理」までできる資格です。
そのため「転職」をする際にも選択肢を広げてくれるようになります!
同じ建築士でも二級建築士や木造建築士では規模や構造に制限があるため、制限なく建築業務ができる一級建築士は転職先企業の幅が大きく広がります!
ほかにも難関資格の一つである一級建築士を持っていることは「目的達成のために努力を継続できる」と映るので、書類選考や面接で有利になります!
一級建築士資格が「転職のためのパスポート」になるので、今の職場に囚われる生き方から解放されることにもつながります!
資格の優位性を活かして、いまより規模の大きな会社に転職して福利厚生を充実させたり、より給料の高い職種に転職することで年収アップを狙うことも可能です!
一級建築士を活かした転職には業界に精通した転職エージェントがおすすめです!
建築業界に特化したエージェントについて、こちらの記事で詳しく書いています!
一級建築士の優位性を活かして転職なら住宅業界がおすすめ
わたしは、
一級建築士の資格の優位性をもっとも活かせるのは「住宅業界」
と身をもって感じています!
私が住宅業界で建築士の優位性が高いと実感しているのは、次の3つの理由からです!
一級建築士が住宅業界で有利な理由については、
こちらの記事で詳しく書いています!
安定を求めるなら行政機関への転職
「給料はそこそこでいいから、安定した職場で働きたい」
「拘束時間が長い職場とは縁を切りたい」
そんな人には行政機関への転職が良いとおもいます!
行政機関への転職とは、「建築指導課」といった都道府県や市町村の建築関係への転職です!
役所の建築関係の部署では様々な規模の建築を扱うことになるので、
一級建築士が必要になるケースが多いです!
ただ、
役所の中途採用は総合職以外は募集人員がそもそも少ないので、狭き門になることがほとんどです!
また、
応募条件に「35歳以下の方のみ募集」といったように年齢制限を付与されることがほとんどです!
役所への転職を考えている方は、
早めに行動しないと募集自体ができなくなるので注意しましょう!
公務員試験対策にはスタディングがおすすめです!
スキマ時間を有効につかえるため、多忙な建築業界にいる人の強い味方になってくれます!
スタディング公務員講座の評判はこちら!
将来的に建築主事を目指すなら「指定確認検査機関」
建築主事になるためには、「建築基準適合判定資格者」に合格する必要があります!
この「建築基準適合判定資格者」になるための試験を受けるためには、
①一級建築士であること
②確認検査業務に2年以上の実務経験を有すること
この2つの条件を満たす必要があります!
このうち、
②の「確認検査業務の実務経験」は、
役所の建築関係より「指定確認検査機関」の方が、実務経験を積みやすいです!
役所に入ったとしても、
必ず確認審査業務のある部署に配属されるとも限りませんし、
数年ごとに部署異動がある役所も多いです!
必ず確認審査業務がある「指定確認検査機関」ならそんな心配はいりませんし、
建築確認申請の提出先の多くが「指定確認検査機関」であるので、
必然的に確認検査業務に従事できる人員は多くなります!
「将来は建築主事になりたい!」
そう思っている人は
「指定確認検査機関」に行く方が最短ルートを描けるとおもいます!
「独立起業」がしやすくなる
「一級建築士を取ったら独立!」
こんなふうに考えている人も多いとおもいます!
「〇〇一級建築士事務所」みたいに自分の名前の入った設計事務所を構えるのは、建築を志す人の夢でもありますね!
ただ、
独立を考えるときに重要になってくるのが「クライアントの確保」です!
特に勤めている会社が有名企業の場合「本当に自分の力でクライアントが確保できるのか?」これを慎重に考えた方がいいです!
なぜなら「△△会社の〇〇」の「△△会社」という看板が無くなるからです!
会社の看板が無い状態でどこまで需要があるのかは、独立前に十分考察したほうが良いです!
現在の職場や知人などから安定的に受注を見込めるようであれば、そういったものは積極的に活用しましょう!
もし、
現状でクライアントの確保が難しいようであれば、一級建築士を利用してほかの資格も併せ持つのもひとつの手です!
資格を併せ持つことで他との差別化につながり、新規顧客を獲得する幅が広がります!
併せ持つ資格は、建築系から少し離れた資格が効果的です!
他ジャンルの勉強が必要という大変さがありますが、大変だからこそ競合が持っていない可能性が高いです!
競合にはない自社の強みを打ち出すにも、資格ほど分かりやすいものはないです!
もしわたしが独立をするとしたら土地家屋調査士も取得して
「土地・建物の登記も行える一級建築士事務所」
といったように、一級建築士と別の資格を併せもってから独立を考えますね!
『一級建築士を取得することで取りやすくなる資格』については
こちらの記事で詳しく書いています!
「副業」に活かしやすい
昨今は「副業」を始める人が非常に多いです!
厚労省のガイドラインにも副業・兼業を推進する内容が盛り込まれたこともきっかけの一つだとおもいます!
一級建築士は希少性や権威性に優れているので、副業を始めるにはうってつけの資格だとおもいます!
パッと思いつくだけでもこれだけあります!
せっかく苦労して取得した資格なんですから、活かさない手はないですね!
オンライン副業からスタートするのがオススメ
これから副業を始めるなら、時間や場所にしばられないことから始めることがオススメです!
そういった意味で、オンラインでできる副業はうってつけです!
私個人としては下の2つの副業がおすすめです!
ココナラでスキルを出品してみる
スキルを活かした副業サイトとして超有名なのがココナラです!
ココナラは個人間での取引がほとんどなので、将来独立を見据えたクライアント確保にもつかえます!
「一級建築士」という資格名がつくだけで、出品名にも箔がつきます!
ココナラは販売時に手数料がかかりますが、出品自体は無料でできるので、独立前の腕試しにもオススメです!
出品者登録はメールアドレス・Google・YahooID・Facebook・Apple、このいずれかで行うことができます!
ブログで情報発信をしてみる
一級建築士にチャレンジしたときの経験や、なってから始めて分かることをブログを通じて情報発信することも副業にできます!
ブログで情報発信はいままさに私がやっていることですww
こういったことを題材にして発信することができます!
ブログの読者が増えていくことは、あなた自身の発信に興味をもった人が増えていることでもあります!
WEB集客は今後ますます主力になっていくので、そのスキルを磨くことにもつながります!
無料ブログより有料ブログ
無料ブログと有料ブログがありますが、最初から有料ブログで始めるほうがいいとおもいます!
そのなかでもWordPressが特におすすめです!
私もしょっぱなからWordPressで始めましたが、カスタマイズもしやすく記事を書くのに無駄な手間や余計な時間を取られないからおすすめです!
WordPressでブログ始めるなら【ConoHa WING】がおすすめです!
ちなみにこのブログもConoHa WINGです!
ConoHa WINGがおすすめな理由は、ブログ立ち上げまでの労力が他と比べて圧倒的に少ないことです!
予備知識なしの状態でもけっこうカンタンでしたww
日本マーケティングリサーチ機構による調査で3冠を達成した信頼と実績もおすすめポイントです!
ConoHa WINGのリンクを下に貼っておきます!
ブログ始めたら交流したいので教えてくださいww
一級建築士の試験内容と難易度
一級建築士試験は、学科試験と製図試験の2つに分かれています。
学科試験は「計画(20点)」「環境・設備(20点)」「法規(30点)」「構造(30点)」「施工(25点)」の合計125点満点で、各科目に配点の半分を超える足切り点があります。
合格基準点はその年の受験者が獲得した点数の平均値で左右されますが、例年90点前後が合格基準点となっています。
学科の合格率は15~20%程度でおおむね推移しており、学科突破できるかが最初の難関となります。
製図試験は、試験時間が6時間30分で、課題条件読み取りからプラン構築し作図までするなんとも忙しい一日となる試験です。
学科合格者のみ受験可能で、チャレンジできるのは3回までです。
製図の合格率は40%程度ですが、受験者全体の相対評価で決まり、一発アウトとなる失格事由もあるので、しっかりと対策をしないと合格することはできません。
学科・製図の総合合格率は10%程度になるので、難関資格といえる難易度です。
試験概要を下の表にまとめました!
申込受付期間 | 4月上旬~中旬 |
試験日 (学科) | 7月上旬~中旬 |
合格発表 (学科) | 9月上旬 |
試験日 (製図) | 10月上旬~中旬 |
合格発表 | 12月下旬 |
合格率 | 15~20%程度(学科) 40%程度(製図) |
一級建築士の勉強時間
一級建築士に必要な勉強時間は次のように言われています!
- 建築の予備知識あり:700~1,000時間程度
- 建築の予備知識なし:1,000~1,500時間程度
およそ1年前から勉強を始めた場合、1日3時間程度の勉強時間となります。
とくに学科試験は出題範囲が広いため、多くの勉強時間を確保する必要があります。
ただ、
これはあくまで一般論であって、勉強のやり方によって大きく変わるとおもいます!
わたしはなんでも効率化したがる性格なので「無駄なことは一切しない」を徹底して一般論より短い勉強時間で合格しました!
つまり勉強時間はあくまで結果論なので、それよりも勉強のやり方の方が重要だとおもいます!
一級建築士をコスパ良く目指すなら「スタディング」
スタディングは私のもっともオススメする通信講座のひとつです!
その理由は、圧倒的なコスパの良さです!
スタディング一級建築士講座の良さはホントいっぱいありますが、特長として次の3つがあります!
重いテキストを持ち運びせずにスマホで勉強できるとこもいいですが、驚いたのはそのクオリティの高さです!
講義動画はスマホ視聴を前提に作られた資料が使われていて、さながらYouTube動画のように分かりやすいです!
過去15年分を徹底的に分析していて、頻出問題に絞ってカリキュラム構成がされているため効率よく勉強できるようになっています!
動画だけでも十分勉強できるし、スマホで解く問題集は正誤の記録も取ってくれてるので復習にもとても便利です!
激務が多い建築業界において無駄がなく効率よく勉強できるのはかなりの強みと感じてます!
最安値級の料金もかなり魅力です!
学科・製図セットでこの料金はほかを探しても見つからないとおもいます!
スタディングでは講座の一部を
無料体験することができます!
おすすめなので是非体験してみてください
スタディング一級建築士講座を私も実際に体験しています!
スタディング一級建築士講座を
私が実際に体験した記事はこちら
『一級建築士資格のメリット』のまとめ
今日紹介した『一級建築士資格のメリット』をおさらいしておきます!
この5つのメリットに共通して言えることがあります!
それは、
「人生の選択肢」を増やす
- 「今の職場に囚われる生き方から解放される」
- 「自分のやりたいことと資格を結びつけて新しいことをやる」
こういったことを実現させる力がある資格です!
さらに、
将来どうなるか先行きが読みにくい現代においては、
「万一、今いる会社が傾いたときに、資格を利用して、イの一番に行動に移れる」
そんな助けになるかも知れません!
「周りに振り回されず、自分の意思で行動できる助けになる」
そんな素晴らしい「ツール」に成り得る資格です!
そのツールをどう使うかは、あなた次第です!
一級建築士を一発合格した私の経験をもとに
「もし私がこれから一級建築士を目指すなら・・・」
という視点で資格取得までのストーリーを書きました!
これから一級建築士を目指す人の参考にしていただけたら嬉しいです!
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