【一級建築士】学科の合格基準点は?何点を目指せばいいの?

一級建築士試験 学科

こんにちは!

リーマン建築士の「たけし」です!

わたしはH29年度の学科試験で、

  • 【計画】16点/20点
  • 【環境】19点/20点
  • 【法規】25点/30点
  • 【構造】29点/30点
  • 【施工】19点/25点

総合計:108点/125点

で一発突破しました

このブログでは
H29年度に学科・製図ともに一発合格した私が「やってよかった」ということを紹介していきます!

今日のテーマは

【学科の合格基準点は?何点目指せばいいの?】

合格基準点ってあるの?

足切り点は何点なの?

学科合格には何点を目指せばいいの?

初受験だと合格基準点が何点なのかも知りたいところだとおもいます!

そのうえで、目指すべき点数は何点を目標にしたほうが良いのかも気になるところだとおもいます!

今日はそんな学科の点数に関するお話しをしていきます!

まず前提として、一級建築士の学科試験は科目Ⅰ~Ⅴの5科目あり、それぞれに配点が設定されています!

ちなみに1問につき1点です!

5科目のそれぞれの配点は下の表になります⇩

科目配点
科目Ⅰ:計画20点
科目Ⅱ:環境・設備20点
科目Ⅲ:法規30点
科目Ⅳ:構造30点
科目Ⅴ:施工25点
合計点125点
5科目の配点と合計点

学科の合格基準点

学科の合格基準点は、その年の受験者が獲得した点数の平均値で左右されます!

その年の受験者が獲得した平均点が高くなれば、合格基準点も上がります!

逆に、平均点が下がれば、合格基準点は下がります!

ただし合格基準点が上下するのは、その年に出題された問題の難易度に関係することが大いにあります!

出題された問題が易しければ合格基準点は上がりますし、
逆に問題が難しければ合格基準点も下がる、
ただそれだけのことです!

とはいえ、目安になるものがあった方が分かりやすいですよね!?

目安として「合格基準点は90点」と考えておけば良いかとおもいます!

各科目の足切り点

トータルの点数で合格点を超えれば良いわけではなく、各科目には「足切り点」というものが存在します!

トータルの点数で合格点を超えていたとしても、どれか一つの科目でも足切り点を下回ってしまうと不合格になってしまいます!

足切り点は、各科目の配点の「半分を超える点数」です!

半分”以上”ではなく半分を”超える”点数です!

例えば計画の配点は20点なので、足切り点は11点ということになります!
(20点の半分は10点で、10点を超える点数なので11点以上がセーフ、ということです)

足切り点を各科目別に表にすると下のようになります⇩

科目足切り点
科目Ⅰ:計画11点
科目Ⅱ:環境・設備11点
科目Ⅲ:法規16点
科目Ⅳ:構造16点
科目Ⅴ:施工13点
5科目の足切り点

直近8年の合格基準点

試験元が公表している直近8年の合格基準点は、下の表の通りです⇩

試験年合格基準点
令和2年88点
令和元年97点
平成30年91点
平成29年87点
平成28年90点
平成27年92点
平成26年90点
平成25年92点
建築技術教育普及センターの公式ページより引用

多少点数の前後はあるものの、おおむね90点前後であることが分かるとおもいます!

令和元年だけ97点と高いですが、それだけ点数が取りやすい問題が出題されたというだけの話です!

目指すのは、合格基準点をはるかに上回る点数

ここまで合格基準点についてお話ししてきましたが、合格基準点というのはあくまで目安の点数です!

大事なのは「合格するためには何点を目指せばいいのか」ということです!

わたしとしては、目指すべき点数は「110点」とおもっています!
(人によってはもっと高い115点でも120点でも、満点の125点でも良いとおもいます!)

この点数は、現時点での実力とかそんなん抜きにして、ゼッタイに目指すべき点数だとおもいます!

現実を見ないでいかに高い目標点数を目指せるかが、合否を分ける一番のポイントだと私はおもっています!

ちなみに、わたしは勉強はじめる前から「115点は取れる」と勝手に思い込んでいました!
(10問まで間違えられると思えば実現できそうな気がしましたし、自分が思い込むのは自由でしょww)

目標点数を上げて合格できたエピソード

はじめにお伝えしておきますが、
ここでお話しするエピソードは私のことではありません!
(わたしは最初から満点に近い目標を掲げてそれを取れると信じて疑わないくらい自信過剰な人間ですから、目標点上げる必要はなかったですww)

わたしは合格後も通っていた学校にちょこちょこ遊びに行っていたのですが、
そこにいたある人のお話です!

その人は何回も学科に挑戦していましたが、学科を突破することがなかなかできないでいました。

授業には毎回必ず出席していて、宿題もしっかり提出していて、テキストも隅々まで読んでいて、問題集は何通りもやってきていた人です。

学校で何回か話をしている中で、その人から少し気になる言葉が出てきました。

「90点の壁がなかなか超えられないんですよね」
「90点を超えるためにはどうすればいいですかね?」

この言葉を聞いたとき、
わたしは「90点を目標にしていることが、合格できない一番の要因じゃないかな」と思いました。

なので私は正直に、
「90点を意識しているから、90点を超えることも90点を取ることもできないんじゃない?」
「思い切って120点目指してみようよ!」
「でもまあ、120点は高すぎるから110点でどう?」

こんな話をしました。

その人はかなりの現実主義なので、わたしのような楽観的な考えを最初はなかなか受け入れてもらえませんでした。

その後も、その人に暗示をかけるかのごとく
「目標点は110点だよ!」
「15問まで間違えられるんだから楽勝でしょ!」
「よくばって115点目標にしてみる??」

そんな話をし続けました!
(いま思うと洗脳だねww)

あまりに私がしつこかったのか、本人に吹っ切りができたのか、
「なんか110点目指してみてもいい気がしてきました!」
「よく分かんないけど、とりあえず110点目標にしてみます!」

そんな返事がその人から返ってきました!

その後無事に、学科も突破して、その勢いで製図も突破していきました!

目標点数を上げることで合格できたロジック

わたしが新入社員のときに入社後の社内研修で、講師の方がこんな話をしてくれました!

「将来を描くときに”なりたい自分”と”なりそうな自分”がいる。
はじめは”なりたい自分”を夢見て突き進むが、最終的には”なりそうな自分”に下方修正してしまう。
”なりたい自分”という目標が低いと、”なりそうな自分”という到達点はさらに低くなる。
逆に”なりたい自分”が高ければ、当然”なりそうな自分”も高くなる。
だから、今の自分にできるできないに関係なく、最初の目標設定である”なりたい自分”はより高く設定することが大事

この話は文章で見ると分かりにくいとおもいますので、図で示すとこんな感じのことです⇩

これを一級建築士の学科目標点数でたとえるとこんな感じです⇩

もし、合格基準点を目標点にしてしまうと、こんな感じです⇩

合格基準点を目標にすると合格することが難しくなり、
基準点をはるかに上回る点数を目標にすれば合格しやすくなることが、
このロジックからも分かるとおもいます!

ですから学科合格をするためには、今の自分にできるできないに関係なく、合格基準点よりはるかに高い点数(110点)を目標にすることが重要なのです!!

学科対策におすすめ「スタディング」

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その理由は、圧倒的なコスパの良さです!

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講義動画はスマホ視聴を前提に作られた資料が使われていて、さながらYouTube動画のように分かりやすいです!

動画だけでも十分勉強できるし、スマホで解く問題集は正誤の記録も取ってくれてるので復習にもとても便利です!

過去15年分を徹底的に分析していて、頻出問題に絞ってカリキュラム構成がされているため効率よく勉強できるようになっています!

激務が多い建築業界において無駄がなく効率よく勉強できるのはかなりの強みと感じてます!

学科対策講座としても格安なのですが、驚きなのが製図もセットということ!

学科・製図セットでこの料金はほかを探しても見つからないとおもいます!

スタディング一級建築士講座の料金

学科・製図セット:99,000円(税込)

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スタディングでは講座の一部を
無料体験することができます!
おすすめなので是非体験してみてください
たけし
たけし

スタディング一級建築士講座を私も実際に体験しています!

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スタディング一級建築士講座を
私が実際に体験した記事はこちら
https://officeworker-architect.com/studying-kyouzai/

私が一級建築士を目指していた2017年から見ると、
社会環境の変化や新規講座の誕生など、だいぶ状況が変わりました!

「一級建築士をもし私がいまから目指すなら、どんな手法でどう立ち向かっていくのか」

を本気で考えて記事を書きました!

一級建築士の講座選びに悩まれている人や、
勉強計画をこれから立てる人の参考になるとおもいます!

最後までお読みいただきありがとうございます!

まずは学科突破に向けて頑張ってください!!
応援してます!!

また、今日の記事のなかで
「参考になった!」
「わたしはこんなやり方をしているよ!」
「こういうときはどうすればいいの?」
そんな意見とかあったらコメント欄で教えてください!

コメントもらえると記事更新の励みになります!

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