スタディング一級建築士講座の「デメリット」とその「対策法」を解説!

一級建築士試験 学科

こんにちは!

リーマン建築士の「たけし」です!

今日のテーマは

スタディング一級建築士講座
「デメリット」とその「対策法」を解説!

スタディング一級建築士講座のデメリットって何

デメリットへの対策は何かあるの

安さ・手軽さといった、大手とは違う路線で切り込んできたスタディングの一級建築士講座。

まだ誕生して間もないですが、着実に合格者を輩出しています!

そんなスタディングにもデメリットがあります。

それは

スタディング一級建築士講座のデメリット

製図講座がちょっと弱い

これは合格された方のコメントにも表れていることでもありますし、なにより体験した私も感じたことです。

しかし、

スタディングの「スキマ時間の活用」「格安の料金」というメリットは絶大なので、デメリットを上手に対策してあげれば大手資格学校に比べてはるかにコスパ良く一級建築士を目指すことができます!

そこで今日は、スタディング一級建築士講座のデメリットとそれに対する対策法を一緒にお話ししていきます!

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スタディングでは講座の一部を
無料で体験することができます!
おすすめなので是非体験してみてください!

「製図講座がちょっと弱い」3つの理由

スタディングでは、次の3つの理由で製図講座が弱いと感じました。

製図講座が弱い理由
  • 講師に直接質問ができない→2024年版より改善!後述します!
  • 図面添削をしてもらえない
  • 演習課題が4課題と少ない

スタディングの製図講座は「基本を学ぶ」が中心なので、応用力をもとめられる製図試験にはなにかしらの対策が必要じゃないかなと感じました!

2024年版よりデメリット改善!!「講師に直接質問できる」サービスがスタート!

これまで「講師に質問できない」というのがスタディング建築士講座のデメリットでしたが、2024年版より建築士講座でも講師に直接質問ができる「学習Q&Aサービス」がスタートしました!

建築士講座の「学習Q&Aサービス」は、学科試験の学習内容について質問できるサービスです。

スタディングの「学習Q&Aサービス」は自分が質問したQ&Aだけでなく、他の受講者のQ&Aも見れるので、他の受講生の質問と回答も一緒に学習に役立てることができます。

学習Q&Aサービスはチケット制になっていて、1チケットで1問の質問をすることができます。
チケットを使い切ってしまった場合でも追加のQ&Aチケットを購入することもできます。

追加チケットの料金は下表のとおりです。

【追加チケット枚数】【金額】【1枚当りの金額】
1枚1,500円1,500円
5枚7,000円1,400円
10枚10,000円1,000円

学習Q&Aチケットの有効期限は最終購入日より1年間で、受講期間内に使用することができます。

図面添削をしてもらえない

製図試験は減点と相対評価で判定される試験です!

「いかに減点を防げるか」も大事ですが「いかに奇抜な図面にならないか」も重要です!

自分よがりな図面を回避するためには添削指導が有効なのですが、残念ながらスタディングには図面添削がありません!

描いた図面を第三者にチェックしてもらうことで、より合格に近づくことができます。

この点においても、何かしらの対策が必要になってきます!

演習課題が4課題と少ない

自己採点ではあるけれど、スタディングにも本番を想定した実践的な演習課題があります!

ただし、演習課題は4課題のみです。

出題パターンがいろいろ想定できる製図試験において、4課題は正直かなり少ないです。

ここまでのことを総じて言えることですが、

製図講座において「インプット」は充実していますが「アウトプット」が弱い印象です。

このアウトプットを補強していく対策が必要だと感じました!

製図講座が弱いことへの対策法

製図講座への補強として、ほかの教材や講座をトッピングしてみるといいとおもいます!

スタディングはもともとの価格が安いので、製図でトッピングをくわえてもトータルではかなり費用を抑えられます!

わたしがもし製図でトッピングにくわえるとしたら、次の3つを考えます!

製図へのトッピングリスト
  • 相談・添削に「ココナラ」
  • 課題増強に「市販の製図教材」
  • 思い切って「TACの製図講座」

相談・添削に「ココナラ」など外部サービスを使う

「講師に質問できない」「図面添削をしてもらえない」この2点をカバーするのにココナラなどの外部サービスを利用してみるといいでしょう!

ココナラでは、一級建築士試験図面添削や製図試験相談のサービスを提供している出品者がいます!

依頼するときには、納期・サービス内容・出品者の実績・口コミ などを見ながら依頼したり、不明点を出品者に確認してから依頼することもできます!

出品者ランクも公開されているので、依頼するときの参考にもなります!

ココナラ公式サイトより引用

Yahoo!知恵袋などの無料相談の場だと図面添削まではできないですし、まとまな返答が返ってこないこともしばしばあるので、有料でも外部サービスを使った方がいいです!

ココナラについて詳しく知りたい人は、こちらの記事を読んでみてください!

課題増強に「市販の製図教材」を追加する

演習課題が少ないところを補うには、市販の問題集をトッピングするのが一番安いです!

トッピングする問題集はその年の製図課題にあわせたものにします!
発表される製図課題によって、着目するべき視点が変わってきたりしますからね!

おすすめは大手資格学校関連が出版している問題集です!
なんだかんだ大手資格学校の製図のヤマはけっこう当たりますからねww

セカンドオピニオンとして「マンガで分かる製図試験」

市販のテキストを加えることも良いとおもいます!

テキストを加えるとしたら、小難しいものよりイラストやマンガで分かりやすいものを選ぶと良いとおもいます!

最近注目を集めているものは「マンガで分かる製図試験」

「マンガでわかる製図試験」は、
角番(製図2回落ちて崖っぷちのこと)の主人公が、まわりの人たちから製図試験のノウハウや気づきを得ていき、合格に向かっていく物語的な参考書です!

マンガとはいえ、内容は「製図試験攻略の基礎を学ぶ」が体系的に描かれています!
(製図試験の分析、敷地条件の読解、ゾーニングの検討、などなど)

勉強の息抜きになりながら製図試験の知見を広げられるので、まさに一石二鳥ですww

思い切って「TACの製図講座」をトッピングする

TACは、次の4点でスタディングと相性が良いです!

スタディングと相性がいいポイント
  • 資格学校でありながら低価格
  • 講師に質問ができる
  • 図面添削をしてもらえる
  • 演習課題が8課題ある

せっかくスタディングで費用を抑えても、トッピング講座が高額だともともこもありません!

TACは資格学校でありながら、大手よりかなり低価格です!

さらに、

  • 講師に質問できない
  • 図面添削をしてもらえない
  • 演習課題が少ない

このスタディングのデメリットすべてを打ち消してくれます!

演習課題も8課題なので、課題が多すぎないところもポイントです!

課題が多すぎると図面描いているだけで試験を迎えることになりかねないです!

スタディングと併用するなら、TACの製図講座がおすすめです!

「格安の料金」だからトータルで大手より安く済ませられる

スタディング一級建築士講座の料金は、99,000円(税込)です!

学科と製図がセットでこの金額です!

学科については、正直スタディングだけで十分です!

製図については、先述したように他の教材をトッピングすることがおすすめですが、格安の料金だからこそトータルでは大手資格学校より安く済ませることができます!

「スタディング+ココナラ」と大手との比較

ココナラの製図試験についての質問の相場は、1,000円程度です!

図面添削でも3,000円程度です!

例えば、

  • 質問を100回
  • 図面添削を10回

ココナラで利用して13万円かかったとします。
(かなりざっくりとした計算ですが)

スタディングが約10万円なので、トータルでは23万円となります!

これを大手資格学校と比較したものが次の表です!

資格学校費用備考
スタディング
+ココナラ
約23万円学科はスタディング
製図はスタディング+ココナラ
総合資格学院約90万~140万学科+製図
日建学院約100万~110万学科+製図
TAC約60万~70万学科+製図
「大手3校」との比較

一番安いTACの学科+製図と比べても半額以下の金額です!

「スタディング+市販教材」と大手との比較

このブログで紹介した市販教材を例にとって比較します!

「1級建築士 設計製図試験課題対策集」は、3,300円(税込)
「マンガでわかる製図試験」は、1,980円(税込)

ほかに1冊くらい追加したとしても1万円もあれば十分でしょう。

スタディングが約10万円なので、トータルでは11万円となります!

これを大手資格学校と比較したものが次の表です!

資格学校費用備考
スタディング
+市販教材
約11万円学科はスタディング
製図はスタディング+市販
総合資格学院約90万~140万学科+製図
日建学院約100万~110万学科+製図
TAC約60万~70万学科+製図
「大手3校」との比較

一番コスパ良く合格目指すならこれでしょうね!

ただし、

ほぼ独学に近い形で製図試験に臨むことになるので、ギャンブル性がちょっとあるかも・・・

「スタディング+TAC」と大手との比較

TACの製図通信講座は20万円です!
(ちなみに通学の場合は25万円)

スタディングが約10万円なので、トータルでは30万円となります!

これを大手資格学校と比較したものが次の表です!

資格学校費用備考
スタディング
+TAC(製図)
約30万円学科はスタディング
製図はスタディング+TAC
総合資格学院約90万~140万学科+製図
日建学院約100万~110万学科+製図
TAC約60万~70万学科+製図
「大手3校」との比較

TACは学科が40万円ほどかかるので、一番安いTACの学科+製図と比べても半額くらいの金額でおさまります!

私としては「学科はスタディングのみ」「製図はスタディング+TAC」のこの形が一番コスパ良く合格が狙えるんじゃないかなっておもいます!

『無料体験』でとりあえず始めてみよう!

スタディング公式サイトより引用

今回わたしが体験したことを記事にしたように、
スタディングには、授業の内容やテキストなどの教材を一部無料で体験することができる
「無料体験」があります!

しかも、
こういった無料体験系でありがちな広告メールもいまのところ届いてないですww

無料体験するための登録はとってもカンタンで「メールアドレス と パスワード」を作ってアカウントを登録するだけです!

スタディング公式サイトより引用
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「まずは無料体験から始めてみる」
これが一番おすすめです!


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