もしこれから一級建築士を目指すなら!私が選ぶ「勉強スケジュール」を解説!

一級建築士試験 学科

こんにちは!

リーマン建築士の「たけし」です!

今日のテーマは

もしこれから一級建築士を目指すなら!
私が選ぶ「勉強スケジュール」を解説!

私はH29年度に学科・製図ともに一発合格しました!

そのときの経験をもとに、これから一級建築士を目指す人の役に立つような情報をこのブログで発信してきました!

ブログで情報発信をしていくなかで、私が受験したときには知らなかったことを知ることもありました!

そんな私がふと「もし今から一級建築士を目指すなら・・・」とおもったことがあったので、今日はそれを記事にしていこうとおもいます!

もしこれから私が一級建築士を目指すときの勉強スケジュール

「もしこれから私が一級建築士を目指すなら、どんなスケジュールで勉強していくか」そのことについても触れていきたいとおもいます!

これから挑戦される人の参考にしていただけたら嬉しいです!

前年からゆとりをもって勉強をスタートさせる

私はあまり自分を追い込みたくない人間なので、短期集中にも向いているスタディングでも学科試験の前の年から勉強スタートさせます!

理由は「勉強に慣れる期間を設けるため」です!

大手資格学校では、前年の8月から講座をスタートさせています!

しかし、学科試験の1年も前からの勉強は正直長すぎるように感じます。

事実、私は5月くらいにはやることが無くなってきてヒマになってちゃって、モチベーション維持するのがちょっと大変でしたww

いきなり本気モードで取り組める人は少ないので、本気モードを迎えるまでの準備期間を設けます!

焦らず毎日ちょっとずつ勉強していって、年内には「勉強することが当たり前」となるように習慣作りをしていきます!

スタディングに申し込む

勉強スタートと同時に、スタディングの講座申込を済ませます!

「一級建築士を取るんだ!」という意気込みを形にする意味もあります!

11月には法令集が発売される

11月には法令集が続々と発売されてきます!

受験年の法令集を用意することは、必須中の必須です!

法律は毎年改正されるので、受験年度の法令集を必ず用意します!

スタディング独自の法令集は無いので、市販の法令集を購入します!

おすすめの法令集はこちらの記事を参考にしてください⇩

法令集の線引きは年内に終わらせる

線引きはむちゃくちゃ時間がかかります!

見本通りに線引きをしていったとしても、個人差もありますが、
線引きにかかる時間は15~20時間ほどかかります!

線引きを1日1時間やったとしても、だいたい20日ほどかかる計算になります!

毎日1時間を線引きに費やせる人も少ないと思いますので、
だいたい1か月くらいかかると思っておくと良いでしょう!

11月中旬からは線引きをスタートさせて、遅くても年内には終わらせます!

線引きについては、こちらの記事を参考にしてください⇩

受験年の1月~4月で一通りこなす

年も明けていよいよ受験する年になりました!

この年は勉強で得た知識を、本番で確実に得点につなげられるように仕上げていく年です!

遅くても6月までには勉強を仕上げることを目指していきます!

そのためには、

学科試験の3か月前までには、講義もテキストも問題集も一通りこなしておきます!

この頃になるとすでに勉強習慣が身についてきて、聞きなれなかった用語も徐々に聞きなれたものに変わってきます!

前年にしっかり勉強習慣ができていると、スタディングの問題集は3月くらいには一通り終わらせることができるでしょう!

物足りなくなったら「市販の問題集」も用意しておく

スタディングの問題集は学科試験によく出る問題に絞られているから、理解度が深まってくると問題が解きやすくなってきます!

そうなってくると物足りなさを感じてくる可能性があるので、市販の問題集も加えていきます!

市販の問題集を買うなら、「過去5年分」をしっかり網羅した問題集を用意します!

その理由は、直近5年分の過去問から本試験で出題される可能性が高いからです!

スタディングの問題集は過去15年分のなかで本試験で出そうな2,200問に絞っているので、
市販の問題集を用意するなら年数を絞ります!

試験元の公式ページにも直近5年分の問題と解答は掲載されていますが、
解説が無いので、問題集を買った方が良いです!

4月までには問題集を一通りは終わらせる

問題集を一通り終わらせれば、過去にどんな問題が出題されてきたかを一通り見てきたことになります!

繰り返し出題されるような問題でも、どのように言い回しを変えて出題されてきたかも見たことになります!

そうした出題者側のクセみたいなものを把握するためにも、4月までには問題集を一通りは終わらせます!

だからと言っても、やみくもに速く終わらせず、一問一答を大事に解いていきます!

解く速さにこだわると失敗のもとです!

資格学校に通っていたときも、私はまだ一通りしか終わらせていないときに「おれは3回通りやっちゃった」と言っていた人がいましたが、結果は私は学科に通って、その人は落ちました!

問題集はやった回数よりも、どうやって問題集を活用してきたかが重要です!

速さよりも質にこだわって、4月までに問題集を一通り終わらせます!

4月は試験の申込

4月は試験申込の時期です!

勉強に気を取られて申込を忘れないように、スケジュールに入れておいてリマインダーセットしておきます!

5月は苦手克服を目指す

問題集を4月までに一通り終わらせておいて、自分の苦手なものを抽出しておきます!

5月はゴールデンウィークもあるので、
弱点を克服することに的を絞って勉強時間をつかっていきます!

スタディングの「復習機能」や「検索機能」を活用する

スタディングには、一度間違えた問題などだけを抽出して勉強できる「復習機能」が備わっています!

この復習機能をつかって、苦手克服にチャレンジしていきます!

復習機能
各単元ごとに選択できる「復習機能」

苦手な用語の理解には「検索機能」が便利です!

スタディングの「検索機能」は、探したい言葉を入力するとテキストを横断して探してくれます!

検索機能
検索機能

5月中に克服できない弱点はあきらめる

5月中に克服できない弱点は、その弱点はさっさと諦めます!

わたしは”積算”がどうしても苦手なので、”積算”は切り捨ててほかのことに勉強時間を割り当てます!

頑張ってもどうにもならない苦手なものはあきらめて、ほかの確実に得点できそうなことに力を注いでいきます!

6月には仕上がった状態にする

ここまでの道のりで迎えた6月には、だいぶ仕上がった状態になってきます!

ここまでくると、「どの科目のどの分野ならだいたい何点取れる」と言う道筋みたいなものが見えてきます!

あとはその道筋を確実なものにするまで、自分自身を昇華させていきます!

  • 得意とするものを確実に得点できるようにする
  • 頻出問題は、確実に得点できるようにする
  • 各科目のコアとなる内容は、確実に理解しておく

この3点に注力した勉強を心掛けていきます!

7月(学科試験まで)

学科試験本番まであとわずかとなる7月は、ジタバタしないことが大事です!

本番前にジタバタしていると、脳が悪いコンディションだと錯覚してパフォーマンスを低下させてしまいます!

「学科をゆうゆう突破している自分をイメージ」することが大事です!

自信があれば、必ず道は開かれます!

いまがどんな状態であれ根拠もなく自信をもつことの大事さを、こちらの記事で書いています⇩

本番当日にベストなコンディションでもっていけるようにすることだけに集中しましょう!

そして、
学科試験の前日は早めに寝ます!

製図試験に向けて動き出す

学科試験が終わったら、次はいよいよ製図試験です!

製図試験までの期間は「学科試験から約3ヶ月」と非常に時間がないです!

学科の合格発表を待たずに、学科試験を終えた翌日から、製図試験に向けて動き出します!

学科試験の翌日から、製図試験に向けて動き出す!

7月(学科試験の翌日~)

「製図試験はどんな試験か」という、まずは相手を知ることからスタートします!

相手のことを知らないと戦略はつくれませんからね!

製図試験の概略については、こちらの記事でわかりやすく書いています⇩

製図試験にはやってはダメなポイントもあります!
いわゆる「一発アウトになる」ことです!
どういうものが一発アウトになってしまうのかも把握しておきます!

一発アウトになるポイントについては、こちらの記事を見てください⇩

製図道具をそろえる

製図の勉強では製図道具が無いと話になりません!

製図道具はすぐにでも用意します!

おすすめの製図道具をこちらの記事で紹介しています⇩

「TACの製図講座(通信)」に申込

スタディングにも製図講座はありますが、元値が安いのでほかの講座もトッピングしていきます!

製図試験は「描き上げた内容が、まわりの受験生から逸脱していないか」が重要になるので、幅広い情報を吸収できるようにすることが大事になってきます!

課題の量・価格ともにコスパの良い「TACの製図講座(通信)」に申込をします!

余裕があるなら「市販の問題集」も用意しておく

製図試験はとにかく幅広い情報に触れることが大事です!

製図課題はその最たるものです!

スタディングもTACも製図課題は多すぎないので、後半でゆとりが生まれたとき用に市販の問題集をスタンバイしておきます!

市販の問題集は、大手資格学校関連が出版しているものを選びます!

なんだかんだ大手資格学校の製図のヤマはけっこう当たりますからねww

8月はとにかく「作図」に注力する

作図時間は、製図試験のなかでかなりのボリュームを取られます!

作図時間は、描けば描いただけ早くなります!

作図時間を短縮することができれば、問題文の読み取りやエスキス・要点記述などにゆとりを生むことができます!

  • 描き方の手順をマスターする
  • フリーハンドの練習
  • 階段や便所など、部位だけをひたすら描く
  • 断面図だけをとにかく描く

など、とりあえず描きまくることが大事です!

8月ならお盆休みなど比較的長期の休みもあるので、集中して取り組みます!

もともと作図時間に10時間もかかっていた
私がやってきた作図時間短縮法も参考にしてみてください⇩

作図に関係することも強化

作図以外のことも強化していきます!

  • 見落としをしない問題文の読み取り
  • 法的制限にひっかからない
  • 要求室の”適宜”に翻弄されない

これらも製図試験では重要です!

このポイントも8月中になるべくおさえていけるようにします!

問題文の読み取りは、こちらの記事を参考にしてください⇩

法的制限は、こちらの記事を参考にしてください⇩

要求室の”適宜”は、こちらの記事を参考にしてください⇩

9月は「記述」もトレーニング

8月で作図関連に慣れさせて、
9月からは”計画の要点”などの記述のトレーニングもおこなってきます!

自分なりの「記述のテンプレート」を持っておけば、記述にかかる時間短縮にもつながります!

記述のテンプレのレパートリーを増やすようにトレーニングしていきます!

計画の要点例をこちらの記事で紹介しています⇩

図面に書く”補足”もレパートリーを増やしていきます!

補足をいっぱい書けるようになると、図面のアピールがしやすくなります!

余白も埋まるので、補足をいっぱい書けるようにしておくと得です!!

補足の例をこちらの記事で紹介しています⇩

あとはひたすら課題をこなして、トータルの時間が試験時間内に納まるようにトレーニングしていきます!

10月(製図試験)

10月はいよいよ製図試験本番です!

これまで蓄えてきた力を思う存分発揮して試験に臨みます!

学科のときと同じように「根拠のない自信」をひっさげて、全力でぶつかっていきます!

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